11月18日(現地時間17日、日付は以下同)。クリーブランド・キャバリアーズは、ホームのロケットモーゲージ・フィールドハウス…
11月18日(現地時間17日、日付は以下同)。クリーブランド・キャバリアーズは、ホームのロケットモーゲージ・フィールドハウスでシャーロット・ホーネッツとの一戦に臨んだ。
10月24日のレギュラーシーズン開幕戦から14戦負けなしのキャバリアーズは、長丁場のシーズンを考慮してドノバン・ミッチェルを休養させた。チーム最多の平均24.6得点1.5スティールに4.4リバウンド4.1アシストを残すオールスターガードを欠いたとはいえ、チームはホームで128-114の勝利を収めた。
この試合、キャバリアーズではダリアス・ガーランドが25得点5リバウンド12アシスト、先発入りしたタイ・ジェロームがキャリアハイに並ぶ24得点8アシスト、エバン・モーブリーが23得点11リバウンド、ジャレット・アレンが21得点15リバウンド、ジョージ・ニアンが13得点をマーク。
これでキャバリアーズは1993-94シーズンのヒューストン・ロケッツ、1948-49シーズンのワシントン・キャピトルズと並んでNBA歴代2位タイの開幕15連勝を達成。この上にいるのは2015-16シーズンに開幕24連勝を記録したゴールデンステイト・ウォリアーズのみ。キャバリアーズが20日のボストン・セルティックス戦(アウェーゲーム)に勝利できれば、歴代単独2位の開幕16連勝となる。
ジェイソン・テイタム、ジェイレン・ブラウンを筆頭に豪華戦力を誇るセルティックスは昨シーズンの王者。『NBA Communications』によると、開幕15連勝中のチームが、敵地でディフェンディング・チャンピオンと相まみえるのは約29年ぶりのこと。
1995-96シーズンに72勝10敗で当時NBA最多勝記録を樹立したシカゴ・ブルズは、15連勝を飾って1996年1月31日に敵地ザ・サミットで1994-95シーズンに2連覇を達成したロケッツと対決し、98-87で勝利していた。
ロケッツはアキーム・オラジュワンがゲームハイの31得点に9リバウンド2ブロック、クライド・ドレクスラーが23得点5リバウンド5アシスト2スティールを残すも、ブルズはスコッティ・ピペンが28得点12リバウンド5アシスト、マイケル・ジョーダンが22得点8リバウンド4スティール、デニス・ロドマンが10リバウンド、トニー・クーコッチが16得点9リバウンド3アシストを記録。
また、現在ウォリアーズで指揮を執るスティーブ・カーが4本の3ポイントシュート成功を含む計17得点2スティールで勝利に貢献。その後ブルズは連勝を18まで伸ばし、1995-96から1997-98シーズンにかけて3連覇を達成した。
キャバリアーズが開幕からの連勝記録でNBA歴代単独2位に立つのか、それとも王者セルティックスが返り討ちにするのか。この試合は「エミレーツNBAカップ」グループリーグの3日目でもあるため、マスト・ウィン・ゲームとして白熱の試合になりそうだ。
【動画】開幕15連勝を達成したキャバリアーズのハイライト!