大谷の受賞ラッシュに現地も沸いている(C)Getty Images 1日で3冠獲得だ。 現地時間11月14日(日本時間15日)、ドジャースの大谷翔平は、今季各リーグで最も活躍した打者を表彰する「ハンク・アーロン賞」、最も傑出した指名打者(D…

大谷の受賞ラッシュに現地も沸いている(C)Getty Images

 1日で3冠獲得だ。

 現地時間11月14日(日本時間15日)、ドジャースの大谷翔平は、今季各リーグで最も活躍した打者を表彰する「ハンク・アーロン賞」、最も傑出した指名打者(DH)に贈られる「エドガー・マルティネス賞」を受賞。また、メジャー全体のベストナインとも言える「オールMLBチーム」のファーストチームにDH部門で名を連ねた。

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 この中で「ハンク・アーロン賞」に選ばれるのは2年連続2度目であり、「エドガー・マルティネス賞」はエンゼルス時代の2021年から4年連続4度目の戴冠。03年から07年まで5年連続受賞したデビッド・オルティス氏の記録にあと「1」と迫っており、「オールMLBチーム」は、DH部門で2年連続3度目、投手部門を含めると4年連続の選出だ。

 表彰ラッシュを受け、MLB公式サイトのフアン・トリビオ記者は、「エドガー・マルティネス賞」の獲得を伝えた記事内で、「日本のスーパースターが輝かしい経歴をさらに賞で埋め尽くそうとしている」と記述。「オールMLBチーム」の記事では、昨オフの7億ドル契約に触れつつ、「それに値するのかをまさに証明した」と称賛している。

 さらに、同サイトで「ハンク・アーロン賞」の結果を報じたブライアン・マーフィー記者は、「右肘手術から回復する間は投球できないため、ドジャース移籍1年目が物足りないものになると考えていた人もいるだろう」と前置きした上で、「彼が二重の脅威となる別の方法を見つけた」と指摘。50-50達成などの快進撃に驚きを隠せないようだ。

 現地時間12日(日本時間13日)には、「シルバースラッガー賞」のナ・リーグDH部門に選ばれるなど、今オフも勢いが止まらない大谷。ナ・リーグMVPの最終候補にも残っており、まだまだ彼の話題が尽きることはなさそうだ。

[文/構成:ココカラネクスト編集部]

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