11月14日、サッカー日本代表の森保一監督と遠藤航がインドネシア戦に向けた公式会見に挑んだ。その会見の終了直後、驚きの光景が見られた。 11月15日に行われるサッカー日本代表とインドネシア代表との2026FIFAワールドカップアジア最終予…
11月14日、サッカー日本代表の森保一監督と遠藤航がインドネシア戦に向けた公式会見に挑んだ。その会見の終了直後、驚きの光景が見られた。
11月15日に行われるサッカー日本代表とインドネシア代表との2026FIFAワールドカップアジア最終予選の第5戦。ここまで3勝1分の無敗で推移している森保ジャパンは、大観衆のアウェイゲームに挑む。
スタジアムに駆け付けるファン・サポーターの数は7万8千人と見込まれているだけに、メディアの数も多い。公式会見も、用意されたイスに座り切れない人が多く出て、通路や階段も埋まるほどだった。
会見に出席した遠藤航も、「みなさんこんにちは。インドネシアサッカーが熱いというのは聞いていて」と語るほどの熱気で、現地メディアからの多くの質問が2人に飛んだ。
その会見直後だった。出口に近づいた2人に、メディア関係者の男女2人が飛び出す。手にしていたのはユニフォームで、なんと、遠藤航にサインを求めたのだ。
■アジアの舞台で高まる注目度
インドネシアではサッカー人気が高く、日本代表の練習場にも多くのファン・サポーターが駆け付けていた。しかし今回、サインを求めたのはメディア関係者。遠藤にサインをもらった女性は地元メディア「メトロTV」の記者だというが、リバプールサポーターであり、遠藤航を応援しているのだという。
もちろん、手にしていたのは「ENDO」「3」と書かれたユニフォームで、遠藤の神対応について聞くと「スゴイ」と日本語で答えてくれた。
W杯最終予選・第3戦のサウジアラビア戦では地元メディアが森保一監督と遠藤航に握手を求めて話題となったが、今回はそれに続くもの。アジアの舞台で日本代表の注目度が高くなっていることを改めて示すものとなった。
(取材・文/中地拓也)