現役続行の意向「来年に向けていい準備をしていきたい」 日本ハム、巨人で通算1322試合に出場し、今季はNPB2軍に新規参入したオイシックスでプレーした陽岱鋼外野手が14日、ZOZOマリンで行われた「プロ野球12球団合同トライアウト」に参加し…
現役続行の意向「来年に向けていい準備をしていきたい」
日本ハム、巨人で通算1322試合に出場し、今季はNPB2軍に新規参入したオイシックスでプレーした陽岱鋼外野手が14日、ZOZOマリンで行われた「プロ野球12球団合同トライアウト」に参加した。37歳は4打席に立ち3打数無安打2三振に終わったが、「幸せでした」と心境を吐露。NPB復帰に関しては「待つのが楽しみ」と語った。
オイシックスのユニホームでトライアウトに参加した陽岱鋼は4打席に立ち、3打数無安打1四球。左飛、三振、四球、三振に終わった。37歳で挑戦した理由について「今までやったことがないトライアウトを経験してみたかった。どんな気持ちで準備、プレーしているか感じて見たかった」と語った。
安打は記録できなかったが、「向こうもこっちも勝負。無安打で終わったけど自分の中で勉強になりました」。第1打席の左飛はフェンス際まで飛んだ。「いってほしかったけどね」と悔しさもにじませた。
NPB復帰を希望するが、「僕が決めることではない。待つのが楽しみでもある。期待している方がいいと思うので」とする。一方で来季も現役続行の方向。「勉強になった。来年に向けていい準備をしていきたいと思います」と述べた。
台湾出身の陽岱鋼は、福岡第一高から2005年高校生ドラフト1巡目で日本ハムに入団。2016年オフに国内FA権を行使して巨人に移籍し、2021年まででプレーした。NPB通算1322試合に出場し、打率.270、105本塁打、482打点、141盗塁をマーク。2022年から2年間米独立リーグでプレーし、今季はオイシックスに在籍した。(Full-Count編集部)