元厩務員の経歴を持つ敏腕記者・スポーツニッポン田井秀一氏が11日、netkeibaTV『前走から一変！ 好調馬体チョイス』に出演。17日(日)に京都競馬場で行われるマイルチャンピオンシップ(3歳上・GI・芝1600m)出走馬の中から、馬…

　元厩務員の経歴を持つ敏腕記者・スポーツニッポン田井秀一氏が11日、netkeibaTV『前走から一変！ 好調馬体チョイス』に出演。17日(日)に京都競馬場で行われるマイルチャンピオンシップ(3歳上・GI・芝1600m)出走馬の中から、馬体・状態が大きく変わってきた好走期待馬について解説した。

　田井氏はナミュール(牝5、栗東・高野友和厩舎)を1番手に取り上げ、「ド迫力のお尻をご覧ください」と昨年同様の文句から解説を開始。「ドバイ遠征の影響からか、ヴィクトリアマイルでは筋肉の張りに物足りなさがあった」と指摘したが、「安田記念でV字回復し、休養を経て完全にボリューム感を取り戻した」と述べた。

　強さを見せた2歳の赤松賞、守備範囲ぎりぎりの2000mで連対した秋華賞、直線で一流牡馬をごぼう抜きしたマイルCSがいずれもこの時期であることや、昨秋の充実ぶりを理由に挙げ、「元来、“秋馬”なのかもしれません」と結論。新馬戦を除く4勝のうち、3勝が休み明けなことから、「間隔を空けて緩むタイプでもない。引き締まったシルエット、血管が浮き上がった皮膚を見れば、初戦から能力全開となりそう」と好走を期待した。