インテルは30日、セリエA第10節でエンポリとのアウェイ戦に臨み、3-0で快勝した。 3日前に行われたユベントスとのイタリア・ダービーでは4-4の引き分けに持ち込まれてしまった2位インテル(勝ち点18)は、ダービーのスタメンから3選手を変更…

インテルは30日、セリエA第10節でエンポリとのアウェイ戦に臨み、3-0で快勝した。

3日前に行われたユベントスとのイタリア・ダービーでは4-4の引き分けに持ち込まれてしまった2位インテル(勝ち点18)は、ダービーのスタメンから3選手を変更。ジエリンスキ、ダンフリース、パヴァールに代えてフラッテージ、ダルミアン、ビセックを起用した。

10位エンポリ(勝ち点11)に対し、立ち上がりから押し込んだインテルは12分、ディマルコのFKが相手選手に当たって枠を捉えたが、GKバスケスの好守に阻まれる。そして19分、ダルミアンがネットを揺らすもVARが入ってハンドを取られノーゴールに。

引き続き攻め込むインテルは29分、数的優位となる。テュラムがゴリチーゼにアキレス腱を削られると、VARの末一発レッドカードとなった。

その後、33分にディマルコのミドルシュートでGKを強襲したインテルは、ハーフタイム間際にはラウタロのヘディングシュートでゴールに迫るも0-0で前半を終えた。

それでも迎えた後半、開始5分に押し切る。バストーニのクロスをファーサイドのダルミアンがヘッドで折り返し、受けたフラッテージがシュートを決めきった。

その後半も主導権を握るインテルは65分にディマルコ、ムヒタリアン、バストーニをお役御免とした中、67分に追加点。ラウタロのポストプレーからフラッテージがこの試合2点目を決めた。

フラッテージが古巣相手のドッピエッタでインテルに2点のリードをもたらした中、79分に決定的な3点目。GKバスケスのミスパスをカットした流れからラウタロがシュートを決めきった。

ラウタロはこのゴールがインテル通算134ゴール目となり、インテルにおける歴代外国籍選手の最多得点者となった。

このままインテルが3-0で快勝。首位ナポリを4ポイント差で追走している。

エンポリ 0-3 インテル

【インテル】

ダビデ・フラッテージ(後5)

ダビデ・フラッテージ(後22)

ラウタロ・マルティネス(後34)