サッカーJ2の鹿児島ユナイテッドFCは27日の明治安田J2リーグ36節、長崎市のピーススタジアムでV・ファーレン長崎と対戦。懸命にくらいついたが1―4で敗れた。2度目のJ2で挑んだ今季の鹿児島だったが、17位以上になる可能性が消え、前回2…
サッカーJ2の鹿児島ユナイテッドFCは27日の明治安田J2リーグ36節、長崎市のピーススタジアムでV・ファーレン長崎と対戦。懸命にくらいついたが1―4で敗れた。2度目のJ2で挑んだ今季の鹿児島だったが、17位以上になる可能性が消え、前回2019年と同様に1季でのJ3降格が決まった。
残留には勝つしかない状況のなか、ピーススタジアムには約2千人の鹿児島サポーターが集結。劣勢をはねかえそうと、スタンドから声援を送り続けた。0―3とリードされた後半16分、MF田中渉選手のシュートが決まり2点差に。だが、同36分に追加点を許して力尽きた。
試合終了後、深々と頭を下げて去る選手たちをサポーターたちはチャント(応援歌)で見送った。浅野哲也監督は、「スタンドから『残り2試合戦おう』というメッセージをいただいた。悔しさをかみしめながら、残り2試合をしっかり戦う」などと語った。(寿柳聡)