トータルゴルフフィットネス トレーナーの谷崎です。

ボールを打たなくても出来るスコアアップ。
今回はパター筋を鍛えていきましょう。

スコアの4割を占めるほどパターの役割はゴルフでは大きいものです。
皆さんは練習以外にパターのレベル向上を行っていますか。

【関連記事】ゴルフスイングの勘違い~起き上がり~

実はパターのために行えるトレーニングがあります。
パターのトレーニングはパワーや筋力を鍛えるわけではありません。
パターの技術向上には練習が一番効果的です。
それと同時に行っておくべきことが
・バランス能力の向上
・安定性の強化
です。

このトレーニングでいうパター筋とは
『 パッティングの精度を高める 』『 再現性を高める 』ことです。

それではパター筋を鍛えるトレーニングを行っていきましょう。
パター筋の鍛え方は動画にて確認お願いします。

パター筋を鍛えるメリット

このエクササイズでは4つの効果がえられます。

1.バランス力の向上
このエクササイズは片足立ちで実施するためバランス力が鍛えられます。
パッティングでは身体のブレをなくすことがキーポイントになるためバランス力を向上させより安定したストロークを獲得することができます。

2.体幹の安定性
このエクササイズでは体幹を使って安定した回転の動きを実施するため、強い体幹力が身につきスムーズで一貫性のあるストロークを身につけることができます。

3.分離能力の向上
上半身と下半身をそれぞれ独立させ手動かすスキルが身に付きます。
これにより身体の余計な動きを抑えることができ軌道が安定し再現性を高めることができます。

4.集中力の向上
難しいエクササイズのため集中力を上げることができます。

これらのことからパッティング時に安定した身体の使い方を身につけることができストロークの一貫性が向上しパターのレベルアップを望むことができます。

それではトレーニングを実践していきましょう。

エクササイズ紹介

1.左足を軸にして片足立ちになります
2.右足を左足の膝裏に組みます
3.両手を合わせて前に伸ばし前傾姿勢を作ります
4.バランスを保ちながら右膝を左右に大きく動かします
5.反対側も同様に行います

★ポイント★
・上半身は正面を向いたまま動かさないで行います

バランスがとても苦手な方は壁や椅子などに手をついて実施してください。

まとめ

今回はパター筋を鍛えるトレーニング方法をご紹介しました。
パターは練習することが一番のスコアアップの近道ですが、ストロークを安定させるためにはトレーニングが効果的です。
ボールを打たなくても出来るスコアアップ方法はたくさんあります。
ゴルフトレーニングであれば道具がない環境でも天候にも影響されずに常に行うことができます。
1日1種目からぜひ実践してみてください。

トータルゴルフフィットネスでは、ゴルファーの願いを最短で叶えるために、トレーナーとコーチが連携してカラダのチェック・スイングのチェックを行います。
『カラダの問題点』『ゴルフスイングの問題点』を明確にし、効率的なゴルフスイングを身につけるための提案を行います。
ゴルフレッスンだけではなかなか修正が難しかったフィジカル面の課題もゴルフ専門のトレーナーがしっかりと見極めて改善へ導きます。

[文:トータルゴルフフィットネス – ゴルファーのための会員制フィットネスクラブ]

※健康、ダイエット、運動等の方法、メソッドに関しては、あくまでも取材対象者の個人的な意見、ノウハウで、必ず効果がある事を保証するものではありません。

【関連記事】2打目がOBなら次は何打目?初心者にもわかりやすいペナルティの数え方

【関連記事】動画でわかる!正しいドライバーの打ち方とコツ10選

【関連記事】ゴルフラウンド中にやってしまうNG行動4選!スコアに直結するので今すぐ止めよう

谷崎 美樹

トータルゴルフフィットネス所属パーソナルトレーナー
日本スポーツ協会公認アスレティックトレーナー、柔道整復師。
ファンクショナルトレーニングで効率よくゴルフボディを作ることを得意としており、プロゴルファーからアマチュアゴルファー、ジュニアゴルファーまで幅広く指導中。また整形外科でリハビリテーションを担当していた経験から痛みのある方へのトレーニング指導も行っている。
自身もゴルフが好きでベストスコアは70台。