米女子ツアーは現地時間の8日、10月15日(火)から18日(金)にフロリダ州のプランテーションG&CCで行われる予定だったクオリファイングトーナメント(2次予選会)を延期することを発表した。同州に大型ハリケーン「ミルトン」が向かっており、…
米女子ツアーは現地時間の8日、10月15日(火)から18日(金)にフロリダ州のプランテーションG&CCで行われる予定だったクオリファイングトーナメント(2次予選会)を延期することを発表した。同州に大型ハリケーン「ミルトン」が向かっており、安全面を考慮した。
12月5日(木)からの最終予選会出場をかけた戦いで、国内ツアーからは原英莉花、神谷そらが挑戦を表明。また、8月末のプレクオリファイングトーナメント(1次予選会)を通過した山口すず夏、深谷琴乃、アマチュアの伊藤二花と横山翔亜(とあ)、下部ツアーのポイントランキング125位以内の長野未祈、谷田侑里香が出場資格を持つ。
予選会はハリケーンが過ぎ去ってから実施するとし、日程の見通しは立っていない。原はInstagramのストーリーで「日本(の)試合を欠場せざるを得ない現実に戸惑っていますが、ハリケーンでの被害が最小限であることを願っています」と投稿した。
NHKなどによると、ハリケーン「ミルトン」は9日夜にフロリダ州に上陸する見通しで、米気象局は「壊滅的な強風が予想される」と警戒。バイデン米大統領は「フロリダ州を直撃するハリケーンとしては過去100年で最強のものになる可能性がある」と避難を呼びかけた。
最終予選会はアラバマ州マグノリアグローブGCを舞台に5日間90ホールで争われる。72ホール終了時点で予選カットを実施する。2次予選会通過者のほか、年間ポイントレースで101位~150位(アーカンソー選手権まで)の選手、10月8日時点での世界ランキング上位75位以内の選手らが出場できる。上位25位タイまでの選手が来季の出場優先資格の「カテゴリー14」に入り、限定的な出場機会が与えられる。