卓球の「チャイナスマッシュ2024」は4日、女子シングルスの準々決勝が行われ、世界ランキング9位の伊藤美誠(スターツ)は同1位の孫穎莎(中国)と対戦。0-4のストレートで敗れ、ベスト4進出を逃した。 伊藤にとっては同学年であり、若いころから…

卓球の「チャイナスマッシュ2024」は4日、女子シングルスの準々決勝が行われ、世界ランキング9位の伊藤美誠(スターツ)は同1位の孫穎莎(中国)と対戦。0-4のストレートで敗れ、ベスト4進出を逃した。

伊藤にとっては同学年であり、若いころからライバルとして切磋琢磨してきた中国の世界女王。試合後に互いに対しての想いを述べている。

◆【実際の映像】伊藤美誠が同学年・孫穎莎と繰り広げた激闘 鉄壁ブロックに強烈バックハンドなど互いが見せた技の応酬

■日本勢では唯一ベスト8入り

今大会の日本女子では唯一のベスト8進出となった伊藤。世界女王との注目のマッチアップとなったが、試合を支配したのは孫穎莎で、幸先よく第1ゲームを11-4で奪う。伊藤も回り込んでのフォアやサービスなどで対抗するが、第2ゲーム以降も孫穎莎の牙城を崩し切るには至らず、ストレートで敗れた。

伊藤と孫穎莎はともに2000年生まれの同学年で、若いころから日中のライバルとして切磋琢磨してきた間柄。孫穎莎もそんな伊藤について、「ミマと対戦したのは本当に久しぶりでこの試合を本当に楽しみにしていた。私たちはジュニア時代から対戦してきており、お互いを成長させていくためには最大の原動力だったと思う」と特別な関係性であることを明かした。

伊藤もそんな孫穎莎に対しての敬意を示しており、中国のニュースサイト『CGTN Sports Scene』で伊藤のコメントが紹介されており、「私の年齢で彼女がこれほどのエリートレベルにあるのは信じがたいこと。彼女のような相手がいることは常に素晴らしいこと」とその実力を認めながら、切磋琢磨できる関係性だと述べた。

北京の地で実現した伊藤と孫穎莎による同学年対決。試合は世界女王に軍配が上がったものの、それぞれにとって特別な気持ちを抱いた対戦となった。

◆【実際の映像】伊藤美誠が同学年・孫穎莎と繰り広げた激闘 鉄壁ブロックに強烈バックハンドなど互いが見せた技の応酬

◆「非常に困難なもの」伊藤美誠と対戦の61歳レジェンドが振り返った“敗因” 世界9位の試合運びに脱帽「どんな方法でも私を倒せる」

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The unbeaten streak continues 🔥

Sun Yingsha wins her 8th consecutive match against Mima Ito to reach the #ChinaSmash semifinal 👌#ChinaSmash #ExperienceAGrandNewLegacy #TableTennis pic.twitter.com/WazunivSh9

— World Table Tennis (@WTTGlobal) October 4, 2024