10月2日、B1東地区の千葉ジェッツは、NBL(オーストラリア)のシドニー・キングスとパートナーシップの締結に基本合意したと…

 10月2日、B1東地区の千葉ジェッツは、NBL(オーストラリア)のシドニー・キングスとパートナーシップの締結に基本合意したと発表した。

 両クラブともにリーグ優勝経験がある強豪クラブで、今オフには千葉Jでプレーしていたゼイビア・クックスがシドニーへ、シドニーでプレーしていたディー・ジェイ・ホグが千葉Jへ移籍するなど、縁あるクラブの一つでもあった。

 クラブの発表によると、プレシーズンゲームの開催、スタッフ間の意見交換、ユースチーム間の交流、ビジネス面での協働の4点が契約内容に盛り込まれているといい、今後は競技力の向上とビジネス面での強化を目指し、連係を図るとのこと。

 今回の基本合意発表に際して、シドニーのオーナーであるHoops Capitalバスケットボール部門CEOのクリス・ポングラス氏は、「両クラブはそれぞれのリーグで輝かしい功績を残し、バスケットボール界において、世界的に注目されるブランドでもあります。ゼイビア・クックス選手とディー・ジェイ・ホグ選手がそれぞれ両クラブに所属していたことをはじめ、つながりを特に感じており、このパートナーシップを通じて両クラブはもちろん、バスケットボールというスポーツ自体をそれぞれの地域で更なる高みへ導いていけると確信しております」と、今後の展開に期待。

 また、千葉Jの池内勇太ゼネラルマネージャーは、「シドニー・キングスとのパートナーシップを通じて、両クラブが持つ強みを活かし、選手・スタッフ・ブースター・パートナーにとって新たな可能性を広げられることを非常に楽しみにしています。両クラブの緊密な協力により、競技面とビジネス面において相互に強化を進めてまいります。今後も千葉ジェッツではアジア・世界進出を見据え『クラブの発展』を目的に海外クラブとの提携をはじめとした様々な活動を積極的に行って参ります」と、クラブを通じてコメントした。