チャンピオンズリーグ(CL)のリーグフェーズ第2節のスロバン・ブラチスラヴァvsマンチェスター・シティが1日にナールドニー・フトバロヴィー・シュタディオーンで行われ、アウェイのシティが0-4で快勝した。 インテルとのホーム開催の初戦を0-…

チャンピオンズリーグ(CL)のリーグフェーズ第2節のスロバン・ブラチスラヴァvsマンチェスター・シティが1日にナールドニー・フトバロヴィー・シュタディオーンで行われ、アウェイのシティが0-4で快勝した。

インテルとのホーム開催の初戦を0-0のドローで終えたシティは、スロバキア王者とのアウェイゲームで今大会初勝利を狙った。直近のニューカッスル戦を1-1のドローで終えたチームは先発5人を変更。GKにオルテガを起用したほか、ストーンズとマテウス・ヌネス、フォーデンを起用。両ウイングはサヴィオとドクのドリブラーコンビが並んだ。

開始直後にはセットプレーを撥ね返されてロングカウンターからトリッチにいきなり際どいシュートを打たれたシティ。だが、この直後にはリコ・ルイスのポケット侵入からゴール前のハーランドがファーストシュートを放つ。

立ち上がり以降は相手陣内でハーフコートゲームを展開したシティは8分、左右を揺さぶった厚みのある攻撃からサヴィオ、ギュンドアンと連続シュートを放つと、元ドイツ代表MFのシュートがゴール前のDFが出した足に当たってコースが大きく変わってゴール左隅に突き刺さった。

幸先よく先制に成功したアウェイチームは、15分にもボックス右に抜け出したドクの折り返しに中央で反応したフォーデンが左足のコントロールシュートをファーポストに突き刺し、今季初ゴールを記録した。

畳みかける2点で余裕の展開となったシティズンズは守備的な[5-3-2]に変更した相手の変化にも問題なく順応。ドク、フォーデンがポストを叩く際どいシュートで3点目に迫る。

前半終盤にかけてはシティがややペースを落としたことで膠着状態に陥ったが、チャンスになるとしっかりとギアを切り替えるアウェイチームは39分にギュンドアンがクロスバー直撃の決定機なシュートを放つなど、2-0のスコア以上の圧倒ぶりで試合を折り返した。

後半も危なげなくゲームをコントロールするものの、試合を決める3点目がなかなか奪えないシティ。それでも、58分にはリコ・ルイスの絶妙なスルーパスで完全に背後を取ったハーランドがボックス内でGKを右にかわして無人のゴールへ右足シュートを流し込み、今季CL初ゴールとした。

この3点目でグアルディオラ監督はハーランド、アカンジを下げてマカティー、ルベン・ディアスを同時投入。週末のリーグ戦に向けた戦い方にシフトした。それでも、緩みを見せないチームは74分、ルイス、フォーデンとアカデミー育ちのパス交換から最後はボックス右に抜け出したマカティーが強烈な左足シュートを突き刺し、嬉しいCL初ゴールとした。

これで完全に相手の心を折ったアウェイチームは5点目こそ奪えなかったものの、このまま試合をクローズ。格下相手に格の違いを見せつけて今季CL初勝利を収めた。

スロバン・ブラチスラヴァ 0-4 マンチェスター・シティ

【マンチェスター・シティ】

イルカイ・ギュンドアン(前8)

フィル・フォーデン(前15)

アーリング・ハーランド(後13)

ジェームズ・マカティー(後29)