ラグビー日本代表で、今季フランス1部「TOP14」のトゥールーズに移籍したSH斎藤直人が、リーグ第3節で地元紙が選ぶベスト15に選出された。22日のモンペリエ戦に移籍後では初先発を果たし、20―11のチーム開幕3連勝に貢献。初戦、第2戦は…

 ラグビー日本代表で、今季フランス1部「TOP14」のトゥールーズに移籍したSH斎藤直人が、リーグ第3節で地元紙が選ぶベスト15に選出された。22日のモンペリエ戦に移籍後では初先発を果たし、20―11のチーム開幕3連勝に貢献。初戦、第2戦は控えから出場していた。

 モンペリエ戦はフランス代表のSOラモスとハーフ団を組んで先発。13―11の後半7分には、ハーフライン付近の接点から自ら突破して大きくゲイン。イタリア代表のWTBカプオッツォのトライにつながるチャンスを演出した。59分間グラウンドに立ち、初先発の一戦を20―11の勝利。試合後は、地元紙のベスト15にも選ばれた。

 斎藤は昨季終了後、リーグワン1部の東京SG(旧サントリー)を退団してトップ14、欧州王者のトゥールーズに移籍。チームにはフランス代表SHのデュポンが在籍するが、「世界クラスの選手になりたい。一番手を狙う気持ちでいく」と語っていた斎藤が、確かな存在感を放っている。