「ノジマTリーグ 2024-2025シーズン」が22日、カルッツかわさきにて行われ、木下アビエル神奈川は日本生命レッドエルフと対戦。3ー2で勝利した。 激闘となったなかで勝利に導いたのが平野美宇。試合後に熱戦の様子を振り返り、両指揮官も平野…

「ノジマTリーグ 2024-2025シーズン」が22日、カルッツかわさきにて行われ、木下アビエル神奈川は日本生命レッドエルフと対戦。3ー2で勝利した。

激闘となったなかで勝利に導いたのが平野美宇。試合後に熱戦の様子を振り返り、両指揮官も平野に対してコメントを寄せている。

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■森さくらとの激闘制す

平野は2番手のシングルスで起用されると、16歳の竹谷美涼を相手にした戦いでは第1、2ゲームともに4連続ポイントからのスタートで主導権を奪いリードを広げる。続く第3ゲームも11-8で奪い切りストレート勝ちを収め、1番手のダブルスが敗れていたなかチームに流れを引き込んだ。

さらに、ビクトリーマッチにもつれ込んだ5番手でも起用され、森さくらと一進一退の攻防に。最後は11ー9で奪い切り意地の勝利をチームにもたらした。

試合後に平野は「今日はチームとしては日本生命さんだったので、最初から難しい試合になるかもしれないというのは思っていた。5番に回ってきて個人として、2試合とも勝つことができてチームの勝利に貢献することができて良かったです」とチームの勝利に安堵の表情を浮かべた。

■16歳竹谷との再戦で圧勝

ビクトリーマッチ起用については「途中まで木下がリードしてる展開だったので、もしかしたら回ってこないかもしれない意識も少しあった」と語った平野は、「4番が2-1になった時にもう練習に行って、そこからはいつ回ってきてもいいように準備していた。面手(凛)選手にも練習してもらったり、チームみんなの協力もあって、いい状態になったかなと思います」とチームメイトに感謝の弁を述べた。

5番手に起用された平野に対しては、両指揮官も賛辞の言葉を述べており、KA神奈川の中澤鋭監督は、「今日の平野の試合は1番安定していて、今までできないことを少しずつできるようになっていて良かった」と称賛。日本生命の村上恭和総監督も第2マッチの竹谷との戦いを振り返りながら、「竹谷の弱点であるフォア前にレシーブ全部止めて、完璧だったんじゃないですか。ラリーもほぼ制して、それだけ竹谷と平野には差があった今日の試合だと思います」と貫録勝利を認めた。

ホーム開幕の2連戦を勝利で飾ったチームについて平野は、「カルッツかわさきは拠点が近くて、試合に慣れてる場所。みんな好きな場所なので、そこで勝利をすることができて良かったと思いますし、ホームだと応援の声もたくさんあるので、そのなかで勝利を届けられたのは良かった」と 1,072人の大観衆が詰めかけたなかでの勝利を喜んだ。

平野の活躍もあり、KA神奈川は開幕3連勝を飾っている。

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