卓球の「WTTチャンピオンズマカオ2024」は13日、女子シングルスの準々決勝が行われ、世界ランキング8位の張本美和(木下グループ)は同6位の陳幸同(中国)と対戦。3-1で勝利し、ベスト4進出を決めた。 世界ランクで上回る中国選手相手の快勝…
卓球の「WTTチャンピオンズマカオ2024」は13日、女子シングルスの準々決勝が行われ、世界ランキング8位の張本美和(木下グループ)は同6位の陳幸同(中国)と対戦。3-1で勝利し、ベスト4進出を決めた。
世界ランクで上回る中国選手相手の快勝劇。試合後に張本美が陳幸同との戦いを振り返り、次戦についても抱負を述べている。
◆卓球女子シングルス準決勝「張本美和 vs. 孫穎莎」 リアルタイム速報・途中経過・過去成績・試合結果【WTTチャンピオンズマカオ】
■初対戦の陳幸同に互角のラリー展開
張本美は陳幸同とWTTシリーズでは初対戦となったなか、ともに鋭いバックハンドで激しいラリーの攻防を演じた。第1ゲームこそ6-11で相手に譲ったが、第2ゲーム以降はラリーに加えてサービスからのレシーブでも強さを発揮。3ゲームを連取する形での中国勢撃破となった。
張本美は試合後に「まずはたくさんの観客の皆さんと試合ができることがすごく幸せでしたし、明日もできるんだということがとても幸せです」とコメント。「試合の戦術はとくになくて、とにかくミスをしない。相手より1本返してやるという気持ちだけで試合に挑んだ」と振り返った。
陳幸同相手にゲームを連取した形だったが、「中国選手とやるときには1本の凡ミスが許されないので勝てそうと思った時がなくて、勝った瞬間に勝ったんだという感じだった」と最後まで気の抜けない相手だったと明かした。
準決勝では世界1位の孫穎莎(中国)との対戦が決まったなか、「孫穎莎選手は対戦したことがあって1度も勝ったことはないんですけど、本当に強い、強い、強いという言葉しか出てこない」と述べ、自らの戦いを通して実力は体感している。それでも、「何度でもチャレンジすることが自分にできることなので、もし対戦すれば今日と同じような準備をしたい」と世界女王との戦いへ意気込んだ。
※取材協力:WTT
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