男子テニスの広州市 黄浦 国際テニスオープン(中国/広州市、ハード、ATPチャレンジャー)は13日にシングルス準々決勝が行われ、世界ランク196位の島袋将が第4シードのT・アトマネ(フランス)を7-6 (12-10), 5-7, 7-5の…
男子テニスの広州市 黄浦 国際テニスオープン(中国/広州市、ハード、ATPチャレンジャー)は13日にシングルス準々決勝が行われ、世界ランク196位の島袋将が第4シードのT・アトマネ(フランス)を7-6 (12-10), 5-7, 7-5のフルセットで下し、チャレンジャー大会2週連続のベスト4進出を果たした。
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27歳の島袋は前週のロード・トゥ・ザ・ロレックス・上海・マスターズ(中国/上海、ハード、ATPチャレンジャー)で今季初優勝。約1年4か月ぶりキャリア通算3度目となるチャレンジャー大会のタイトルを獲得した。
今大会は1回戦で世界ランク160位のM・クレッシー(アメリカ)を下すと、2回戦では同272位のバイ・ヤン(中国)の途中棄権により8強入りとなった。
準々決勝、第1セットは互いにチャンスを決め切れずタイブレークに突入するも、ここでも一進一退。それでも11-10とセットポイントを握った島袋は接戦をものにして先行した。アトマネはフラストレーションからベンチを蹴り上げるなど警告を受けた。
第2セット、主導権を手にした島袋は第1ゲームでいきなりブレークに成功する。しかしその後は振り切ったプレーをするアトマネのショットが際どいコースに決まるようになり、第4ゲームでブレークバックを許す。ゲームカウント5-6で訪れた第12ゲームではセットポイントとなるブレークのピンチ迎えると、最後は痛恨のダブルフォルトを犯しセットカウント1-1に追いつかれる。
ファイナルセット、第1セット同様互いにチャンスがありながら決め切れない展開が続く。それでも終盤第11ゲームで島袋がブレークに成功。6-5とリードすると、第12ゲームのサービング・フォー・ザ・マッチを取り切り2時間46分の激闘を制した。
勝利した島袋は準決勝で第2シードのL・ナルディ(イタリア)と世界ランク202位のM・ポルマンズ(オーストラリア)のどちらかと対戦する。
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