プロボクシングのIBF(国際ボクシング連盟)は10日(日本時間11日)までに最新の世界ランキングを発表した。スーパーバンタム級(55・3キロ以下)は世界4団体統一王者・井上尚弥(大橋)と12月の対戦が有力視されるサム・グッドマン(オースト…

 プロボクシングのIBF(国際ボクシング連盟)は10日(日本時間11日)までに最新の世界ランキングを発表した。スーパーバンタム級(55・3キロ以下)は世界4団体統一王者・井上尚弥(大橋)と12月の対戦が有力視されるサム・グッドマン(オーストラリア)は1位をキープ。WBOでも1位を保っており、モンスターへの挑戦を目指し、準備を整えていく。

 WBA1位でスポーツ報知の取材に「井上はチャンピオンである以上、指名試合を拒み続けることは不可能。それがチャンピオンに課せられたルール」と尚弥への挑戦を熱望した、ムロジョン・アフマダリエフ(ウズベキスタン)も、7月期と変わらず4位となっている。こちらは来年に開催の可能性がある米国ネバダ州ラスベガスでの試合での対戦がうわさされている。

 さらに、10月13日に神奈川・横浜武道館で試合を行う予定の元世界3階級制覇王者のジョンリール・カシメロ(フィリピン)も前期と変わらず11位のまま。9日のオンライン会見では「俺を避けて弱い奴としかやらない」「俺と戦わないならキャリアに価値はない」などと尚弥を挑発していた。

 戦績は31歳の尚弥が28戦全勝(25KO)、25歳のグッドマンが19戦全勝(8KO)、29歳のアフマダリエフが11勝(8KO)1敗、35歳のカシメロが33勝(22KO)4敗1分け1無効試合。