「ドジャース3-6カブス」(10日、ロサンゼルス) ドジャースがまさかのミス連発でカブスに逆転を許した。 2点リードの八回だ。ベシアが先頭に四球を与えたところで、ロバーツ監督はフィリップスにスイッチ。しかしバーンズの失策で無死一、二塁とピ…

 「ドジャース3-6カブス」(10日、ロサンゼルス)

 ドジャースがまさかのミス連発でカブスに逆転を許した。

 2点リードの八回だ。ベシアが先頭に四球を与えたところで、ロバーツ監督はフィリップスにスイッチ。しかしバーンズの失策で無死一、二塁とピンチを広げると、鈴木誠也には中前適時打を浴びた。

 その後、中堅のエドマンは三塁へ送球したがカットマンのロハスがスルー。しかしカット位置がずれており、三塁・マンシーも反応できず三塁ベンチ前へ転々。そのままダッグアウトに飛び込み、一塁走者までも生還してしまった。

 記録はエドマンの悪送球。鈴木は5試合ぶりのマルチ安打となり、打点1が記録された。さらに1死一、二塁から二塁のK・ヘルナンデスがゴロを捕球して走者にタッチしようとしたが、捕球できておらずボールは二塁後方を転々。この間に二塁走者の鈴木が一気にホームへ生還した。まさかの展開に本拠地スタンドはざわついた。

 さらにフィリップスが相手の猛攻を止めることができず一挙5失点。重苦しいムードに包まれた。

 打線は反撃することができず、痛恨の逆転負け。8月のフィリーズ3連戦以来、久々のカード負け越しが決まった。