全日本ラリー選手権第7戦ラリー北海道(グラベル)は9月6日、北海道帯広市の駅前北多目的広場と平原通りでセレモニアルスタートを実施した。新型コロナウイルスの流行感染により無観客が続いた後、2022年に有観客開催とともにラリーショー&セレモニア…
全日本ラリー選手権第7戦ラリー北海道(グラベル)は9月6日、北海道帯広市の駅前北多目的広場と平原通りでセレモニアルスタートを実施した。新型コロナウイルスの流行感染により無観客が続いた後、2022年に有観客開催とともにラリーショー&セレモニアルスタートを再開しており、今年で3年連続の実施となった。
会場周辺には競技車が並び、予定を早めて15時すぎからラリーショーが開始。思い思いのアイテムにドライバーたちからサインをもらう姿があちらこちらで見られた。続いて行われたセレモニアルスタートでは、カーナンバーの早い国際部門からスタート。その後、JN-2クラスに続き、JN-1クラスがスタート。先頭ナンバーの新井大輝/松尾俊亮組(シュコダ・ファビアR5)のスタート時には、ユハ・カンクネンがスタートフラッグを持って登場し「安全に、道の上に残り続けてください」と激励してラリーカーを送り出した。
ラリーは7日(土)から競技走行を開始。この日は、帯広市の北東部にステージが設定。PAWSE KAMUY REVERSE(9.81km)から始まり、陸別サーキットを走行するRIKUBETSU LONG(4.63km)を3回、イベント最長のYAM WAKKA(23.49km)を2回走行し、間に陸別サーキットに隣接するサービスパークでサービスを挟む8SS・90.30kmの構成となっている。5日(木)に行われたレッキは晴天だったが、ステージの区間によっては部分的に湿った場所があるほか、砂利が多い場所などもありチャレンジングな設定であることは例年と変わらない。シーズン残り2戦、総ステージ走行距離103.54kmのグラベルラリーということでポイント係数も高く、タイトル争いの上で大きな鍵となる大事な一戦となる。