「ノジマTリーグ 2024-2025シーズン」は25日、代々木第二体育館にて女子の開幕戦が行われ、木下アビエル神奈川は日本生命レッドエルフと対戦。ゲームカウント3ー1で勝利した。◆「完璧な結果を残した」早田ひな、張本美和らに次ぐ日本勢5番手…
「ノジマTリーグ 2024-2025シーズン」は25日、代々木第二体育館にて女子の開幕戦が行われ、木下アビエル神奈川は日本生命レッドエルフと対戦。ゲームカウント3ー1で勝利した。
◆「完璧な結果を残した」早田ひな、張本美和らに次ぐ日本勢5番手に浮上 11ランクアップの大藤沙月にWTTが脚光「努力が報われた」
■試合前にはTリーグ特別賞が授与
この試合で1番手のダブルス、2番手のシングルスで2点起用されて存在感を放ったのが張本美和。試合前にはパリ五輪の団体戦銀メダルが評価されてTリーグ特別賞が授与され、感謝の言葉を述べた16歳が、新たに迎えたシーズン開幕で躍動した。
張本美はこの日、ダブルスで長﨑美柚とペアを組み、国際大会となった1月の「WTTスターコンテンダー ドーハ」以来となるペア結成となった。
「今週に入ってから練習を始めて、それくらいからオーダーの準備をしてきた」と語った張本美は、笹尾明日香、麻生麗名ペアを下した戦いで、「久しぶりというのもあり慣れない部分もあるんじゃないかと想定していたんですけど、長﨑選手のプレーに引っ張ってもらって、私もついていく感じで試合をすることができていい状態で試合をすることができた」と長﨑への感謝を述べながら振り返った。
KA神奈川は長﨑、張本以外にもこの日は4番手のシングルスで起用された木原美悠というダブルスの名手がおり、昨季は長﨑、木原や張本美、木原がコンビを組む姿が見られてきた。
中澤鋭監督は「この3人は誰でもやれるように考えて、シングルスではそれぞれの対戦相手によって替えれるように工夫していきたいと思った」と意図を明かし、これまでTリーグや国際大会で見られてきた2つのペアに加えて、長﨑、張本ペアの今後の可能性についても言及した。
張本美はシングルスでも赤江夏星相手にストレート勝ちを収め、日本生命の村上恭和監督に「Tリーグに登録している選手で彼女が1番強い」と言わしめた。平野美宇も出場し、パリ五輪からの凱旋試合となった開幕戦で16歳が輝きを放った。
長﨑美柚、張本美和 撮影：SPREAD編集部
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