今季から加入したハーンは20試合で防御率0.45、いまだ被本塁打ゼロ 広島に今季から加入したテイラー・ハーン投手が、18日に神宮球場で行われたヤクルト戦の9回から4番手で登板。1回を無安打無失点1奪三振で、防御率は0.45となった。凄まじい…

今季から加入したハーンは20試合で防御率0.45、いまだ被本塁打ゼロ

 広島に今季から加入したテイラー・ハーン投手が、18日に神宮球場で行われたヤクルト戦の9回から4番手で登板。1回を無安打無失点1奪三振で、防御率は0.45となった。凄まじい安定感に、ファンからは早くも「どこにも行くな」「ハーンとの契約延長を早く頼む」といった声が上がっている。

 メジャーでは5年間で通算101試合に登板した29歳左腕。来日1年目の今季は出遅れたが、5月29日に初登板を果たすと好投を続ける。ここまで20試合で計20イニングを投げ、失点はわずか1。10ホールド、2セーブをマークしており、被本塁打はいまだゼロだ。

 セイバーメトリクスの観点からプロ野球の分析を行う株式会社DELTAのデータによると、20イニング以上投げている救援投手で、防御率0.45&WHIP0.60は12球団最強の数値となっている。

 SNS上では「ハーンは安心感凄いね!」「ハーンは本当に安心して見られる」とファンが大絶賛。2018年以来6年ぶりのリーグ優勝を目指し、現在首位を走るチームにとって、助っ人左腕の存在は大きい。(Full-Count編集部 データ提供:DELTA)

データ提供:DELTA
 2011年設立。セイバーメトリクスを用いた分析を得意とするアナリストによる組織。書籍『プロ野球を統計学と客観分析で考える デルタ・ベースボール・リポート1~3』(水曜社刊)、電子書籍『セイバーメトリクス・マガジン1・2』(DELTA刊)、メールマガジン『1.02 Weekly Report』などを通じ野球界への提言を行っている。集計・算出した守備指標UZRや総合評価指標WARなどのスタッツ、アナリストによる分析記事を公開する『1.02 Essence of Baseball』も運営する。