「全国高校野球選手権・準々決勝、青森山田1-0滋賀学園」(19日、甲子園球場) 滋賀学園は青森山田に競り負け、春夏通じて初の4強進出を逃した。 背番号11の先発・土田が快投。強打の青森山田打線を抑え、六回まで0を並べた。だが、七回に先頭に…

 「全国高校野球選手権・準々決勝、青森山田1-0滋賀学園」(19日、甲子園球場)

 滋賀学園は青森山田に競り負け、春夏通じて初の4強進出を逃した。

 背番号11の先発・土田が快投。強打の青森山田打線を抑え、六回まで0を並べた。だが、七回に先頭に安打を許したところで交代。エース・脇本が2死三塁から吉川に決勝打を浴びた。打線も9安打を放ちながら、1点が遠かった。

 試合後、2年生の土田は号泣。「勝つためにやってきたので悔しいです」と語り、脇本は「吉川選手への1球を少し悔いが残る。外の真っすぐだったが、高めに浮いた」と振り返った。

 それでも脇本に涙はなし。「相手が強かった。一人一人体が大きくオーラがあった。甲子園で自分たちの歴史を作れて嬉しい」と充実の表情だった。