<広島0-5巨人>◇12日◇マツダスタジアム巨人が広島との首位攻防3連戦で3連勝を飾り、13日にもマジック12が点灯する。先発の戸郷翔征投手(24)が、6回116球を投げ、5安打無失点で10勝目を挙げた。打線は3回に4安打を集めて3点を先取…

<広島0-5巨人>◇12日◇マツダスタジアム

巨人が広島との首位攻防3連戦で3連勝を飾り、13日にもマジック12が点灯する。先発の戸郷翔征投手(24)が、6回116球を投げ、5安打無失点で10勝目を挙げた。打線は3回に4安打を集めて3点を先取。阿部慎之助監督(45)は8回2死一、二塁のピンチでクローザーの大勢投手(25)を投入。無失点で切り抜けると、回またぎの9回も抑え、勝負手がズバリと決まった、シーズンの行方を左右する3連戦で大きな白星を積み重ねた。

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▼巨人は13日にもマジック12が点灯する。M点灯の条件は、13日に巨人がヤクルト戦に○、広島が阪神戦に●か△、DeNAが中日戦に●。巨人○、広島△の時は、両軍が81勝56敗6分け、直接対決も11勝11敗3分けの五分になる可能性があるが、このケースは交流戦を除いたリーグ内勝率の高い巨人が上位になる。

▼大勢が3-0の8回2死一、二塁から登板。大勢がイニングをまたいで登板は22年9月6日DeNA戦、23年6月3日日本ハム戦に次いで3度目。22年は同点の10回から登板して2回1失点の敗戦投手、23年は1点リードの9回に登板も、同点に追い付かれ2回1失点の勝利投手。イニングをまたいだセーブは初めてだ。なお、巨人がマツダスタジアムの広島3連戦で3連勝は20年7月14~16日以来、4年ぶり。