日本ハムは衝撃の“2球”連続スクイズで勝利を演出した■日本ハム 4ー1 ロッテ(14日・エスコンフィールド) 日本ハム・新庄剛志監督が14日にエスコンフィールドで行われたロッテ戦で“神采配”を披露し、チームを4-1の勝利に導いた。試合を決め…

日本ハムは衝撃の“2球”連続スクイズで勝利を演出した

■日本ハム 4ー1 ロッテ(14日・エスコンフィールド)

 日本ハム・新庄剛志監督が14日にエスコンフィールドで行われたロッテ戦で“神采配”を披露し、チームを4-1の勝利に導いた。試合を決めたのは1点リードで迎えた2回に成功した2者連続スクイズ。新庄監督らしい、さすがの“奇策”にファンも「これぞ新庄野球」「痺れた〜」などと酔いしれた。

 現役時代同様の予測不能。これぞ新庄野球の真骨頂だった。2-1で迎えた2回無死二、三塁、伏見寅威捕手が、ロッテのCC・メルセデス投手の低めへの145キロの直球に反応。投手前でのスクイズを成功させた。

 これだけでは終わらない。まだ球場のざわめきが止まらないなか、1死三塁から続く水野達稀内野手が、低めのボールゾーンへの球にくらいつき、体勢を崩しながらもスクイズを決めた。これも初球。2者連続どころか、2球連続スクイズだ。

 見事に決まると新庄監督も両手でガッツポーズを作り、嬉しそうに手をパンと叩いていた。「パーソル パ・リーグTV」が公式X(旧ツイッター)に「これが新庄野球」と動画を投稿。ファンも「2人とも初球で決めてる」「お家芸!?」「めちゃくちゃ気持ち良い」「野球勘エグい」「相手の嫌がる野球」「面白すぎる」「イリュージョンか?」と驚きを隠せなかった。

 結局、“奇策”での2点が効いて日本ハムは勝利。相手先発のメルセデスは、降板後に「初回のホームランと2本のスクイズを決められて悔しかった」などとコメントした。(Full-Count編集部)