花咲徳栄-東海大菅生  東海大菅生戦の4回途中から登板した花咲徳栄・清水=甲子園【写真提供:共同通信社】

 

11 清水 達也(花咲徳栄3年・投手)
しみず・たつや 182センチ83キロ 右投右打

花咲徳栄の「守護神」から侍ジャパンU-18代表の「大魔神」へ

この夏、埼玉県勢、夏の甲子園初優勝を果たした花咲徳栄の守護神。甲子園では全6試合すべてリリーフ登板ながら甲子園に出場投手の中で唯一150キロを計測。落差の大きなフォークを次々と決めるなど剛腕投手として全国に名を広めた。

清水は深谷市立藤沢中では軟式野球部で活躍。中3時にはKボールの埼玉スーパースターズのエースとして「第9回15U全国KB野球秋季大会」で全国8強入りを果たし花咲徳栄の門を叩くことに。

花咲徳栄では1年時からベンチ入りし、2年春は背番号「10」でセンバツベンチ入り。登板は同僚の綱脇 慧(3年)に先んじられたが、2年夏の甲子園では作新学院(栃木)との3回戦で登板。1回3分の1を無失点に抑えた。2年秋からは綱脇との2本柱で埼玉県大会準優勝も、関東大会では1回戦で慶應(神奈川)に初戦敗退。3年春の県大会準優勝で出場した春季関東大会でも、早稲田実業(西東京)との2回戦でリリーフ登板も4失点(自責点1)でサヨナラ負けと辛酸も舐めた。

これらの悔しさを糧に迎えた今夏は埼玉大会から先発・綱脇、リリーフ・清水の継投が確立。秋、春と決勝で敗れていた浦和学院を決勝で倒し、3年連続の甲子園出場を果たすと、甲子園でも19回3分の2を投げて防御率1.37。ロングリリーフでもショートリリーフでも顔色一つ変えず仕事を遂行し続けた。

「WBSC U18ワールドカップ」でもその剛腕とメンタル面の強さを活かし、世界一を目指す清水。花咲徳栄の守護神は今度は侍ジャパンU-18代表の「大魔神」となってマウンドにそびえ立つ。