ライター・momo(25)が爽やかスポーツマンとの結婚を夢見てスポーツ婚活に挑むこの企画。第4回はボルダリング婚活に参加してみました。はたして無事マッチングできるのでしょうか? この連載では、フットサル、バスケットボール、卓球と球技ばかり…

 ライター・momo(25)が爽やかスポーツマンとの結婚を夢見てスポーツ婚活に挑むこの企画。第4回はボルダリング婚活に参加してみました。はたして無事マッチングできるのでしょうか?

 この連載では、フットサル、バスケットボール、卓球と球技ばかり参加してきたので、そろそろ球を扱わない競技にチャレンジしてみたいなー、なんて思っていたところ、ボルダリングコンなるものを発見。実は私、ボルダリングは今まで2回ほど経験アリです(できるできないは別として、経験があるだけです)。 久しぶりにやってみたい! ということでさっそく申し込んでみました。

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服装は基本なんでもOK、でも……

 当日は動きやすい服装ならOKということで、Tシャツ&ハーフパンツを持って新宿某所のボルダリングジムを訪れました。ボルダリングの服装については調べるといろいろ出てきますが、基本動ければ良いそうです。ただ登り降りする際ホールドに足をぶつける可能性もあるので、足は出さない方が良かったなと。これは当日、太ももに見事な青あざができた私の個人の感想です。

 さて、ジムに入ったあとは滑り止めのチョークと、ボルダリングシューズをレンタルするため、靴のサイズをトレーナーさんに伝えます。シューズを選ぶ際は、通常の靴と異なり、1cmキツイくらいのものを選ぶといいそうです。足先が丸まり、力が入りやすくなるとのこと。ジャストフィットよりちょいキツめという印象でした。

 その後更衣室で着替えて参加者さんたちのもとへ。今回到着が開始ギリギリになったため、自己紹介タイムがまさに始まるタイミングで合流しました。同じ番号の男性と向かい合い、自己紹介をしますが、暑いなか小走りできたため息が荒く、汗だらだらでロクに喋れない自分の様子を俯瞰で見ていると、なんとなく「今日は(特に)マッチングしないだろうな……」なんて考えが頭に浮かぶ……。

 ところでスポーツ婚活を何回か経験して思ったのですが、男性はSE(システムエンジニア)を仕事としている人がかなり多い。あとは教師だったり、鉄道関係の人も多い印象です。私も仕事柄室内にいることが多く、出会いがほぼないので、同じような理由で参加されているのかもしれません。というわけで、SEさんと結婚したい人は婚活に参加しましょう。


無事登れたらグータッチで祝福

 今回も女性と男性の各チームに分かれ、時間ごとに異性の組み合わせをチェンジするシステム。ボルダリング体験時間は、1チーム15分です。このジムは3階まであり、1〜2階がボルダリングできるスペースになっています。

 最初は、垂壁(90度に立っている垂直の壁)の前にいる男性チームとボルダリングタイム。男性は経験者が多く、クライミングウォールを見て、女性のレベルに合わせてホールドの掴み方や登り方をレクチャーしてくれました。私はひたすら初級を登っていましたが、登っているときに「いいねー」「惜しい!」とか、「右足をそのホールドに伸ばして」など前向きな声をかけてくれます。無事ゴールして降りると男性も女性もグータッチで迎えてくれて、なんだかこれって、すごく楽しい。上手な人がひょいひょい登っている様子はまるでひとつのショーを見ているような気持ちになるし、みんな優しいし、ボルダリングって純粋に楽しいなあ……なんて思いました。

 ところで、別にウォールは固定でなくても良いのですが、基本この日は女性が移動し、男性は場所を移動しないため、なんとなくチームごとに使うクライミングウォールの位置も決まってきます。なので男性陣は、その日ずっと同じウォールを登り続けることなりました。

 私は私で、腕がどんどんパンパンになっていきます。普段登っていない私にとって、何度も登るのは正直キツいものがあります。ただそれは同じチームの女性も同様で、だんだんテンションが落ち気味に。そんな時に最後の男性チームと合流し、目の前のウォールを見ると、そこは100度以上手前に倒れこんでいるオーバーハングと呼ばれる壁が眼前にそびえています。

 これはもう、まったく登れません。そもそもスタートのホールドを掴んで足を載せる段階ができない。10年以上ボルダリングをしているという男性が足の位置や動きを教えてくれますが、もうそういう段階じゃない……。「体力の限界」という千代の富士の名シーンが脳裏に再生されました。が、登る事が出来ない時は積極的に男性が話しかけてくれたので会話を楽しみつつ、ボルダリングタイムが終了しました。

※ちなみに私のチームの女性が全員ほぼ初心者で後半疲れてしまい、手足より口が動く時間が増えましたが、経験者など上手な女性がいるチームは最後まで頑張って登っていて楽しげでした。


ぜんっぜんモテませんでした

 最後は恒例のフリートークタイムですが、最初に感じたとおりまったくモテなかったので割愛。男性が別の女性目当てに目の前を通り過ぎていくのを見守る道祖神と化しました。

 というわけで今回もマッチングに至らず終了。いやまあ、全然目立たなかったし、すごく気になる男性がいたわけでもないので、当然の結果と受け止めています。ああでも、やっぱり誰かとマッチングしたかったな……。

 翌日はとんでもない筋肉痛に襲われて、扉を開けるだけで腕に激痛が走りボロ人形のような状態に。ただボルダリング自体はすごく楽しかったので、この婚活を機に作った会員カード片手にひっそりとジムに通っています。そこでロマンスがあるといいな、という妄想も抱いているのは、ここだけの秘密です。

■取材協力:ゼクシィ縁結びPARTY(共同開催:ベストパートナー)
http://zexy-en-party.net/

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<Text & Illustration:momo+アート・サプライ>

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