今週の日曜日は、新潟競馬場でレパードステークス(GIII)が行われます。  過去10年のレパードSでは、三連単の払戻金が10万円を超える決着が6回となっています。17年の80万馬券や18年の67万馬券など高額配当も飛び出しており、一筋縄…

 今週の日曜日は、新潟競馬場でレパードステークス(GIII)が行われます。

 過去10年のレパードSでは、三連単の払戻金が10万円を超える決着が6回となっています。17年の80万馬券や18年の67万馬券など高額配当も飛び出しており、一筋縄ではいかなそうな一戦と言えるかもしれません。

 そんな波乱傾向の強いレパードSですが、過去10年では5番人気以内の馬が総崩れとなったケースはありません。80万馬券となった17年も3着には1番人気のエピカリスが入っていますし、67万馬券決着となった18年も5番人気グリムが1着となっています。上位人気馬と穴馬を上手く組み合わせる事が的中を得るための鍵になるかもしれません。

 今年のレパードSで上位人気が予想されるのは、ハイレベルなユニコーンS(GIII)で3着に好走したミッキーファイト、前走の青竜S(OP)でオープン初勝利を挙げたソニックスター、現在3連勝中と勢いに乗るジーサイクロン、前走の1勝クラスで勝利したミッキークレストやサンライズソレイユなどがいます。このあたりの馬と人気薄を絡めて高配当を狙うのもひとつの手ではないでしょうか。

 はたしてAIはどういった結論に至ったのか。早速ですが、AIに弾き出された注目馬をご紹介します。

◆重賞初挑戦でも能力はヒケ取らず

 今週のレパードSでAIが本命に抜擢したのは、上位人気が予想されるソニックスターでした。

 週初の本命候補3頭には挙がっていなかった本馬ですが、その予想が一転しソニックスターに高評価が与えられました。

 ソニックスターはここまで4戦3勝の成績を残しています。デビュー2戦目のカトレアS(OP)で11着と大敗していますが、キャリア1戦でオープンに挑んでの結果ですし致し方ない面があります。

 その後は1勝クラス、青竜Sと連勝し素質の高さを示しています。前走の青竜Sはクビ差での勝利となりましたが、直線で抜け出してから集中力が途切れる面があったとのこと。それでもきっちりと勝ち切ったあたりに高い能力を感じさせます。

 最終追い切りでは古馬2頭との併せ馬を消化。真ん中に入り両サイドからプレッシャーを受ける形での追い切りでしたが、終いは手応え十分で併入。仕掛ければグンと弾けそうな手応えでしたし、申し分ない仕上がりと言えるのではないでしょうか。

 重賞には今回が初めての出走となりますが、これまでのパフォーマンスからここに入っても能力はヒケを取らないはずです。自身の力を出し切れれば好勝負に十分期待できるのではないでしょうか。