「パリ2024オリンピック」の卓球競技は3日、女子シングルスの3位決定戦が行われる。第3シードの早田ひな（日本生命）は第4シードの申裕斌（韓国）と対戦する。早田は前日の孫穎莎（中国）との準決勝では三冠を視界に入れる世界女王の前にストレート負…
「パリ2024オリンピック」の卓球競技は3日、女子シングルスの3位決定戦が行われる。第3シードの早田ひな（日本生命）は第4シードの申裕斌（韓国）と対戦する。
早田は前日の孫穎莎（中国）との準決勝では三冠を視界に入れる世界女王の前にストレート負け。また、試合後にはコンディション面での不安も明かしたなか、韓国エースとのメダルマッチに挑むことになる。
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■孫穎莎戦ではテーピングの跡
早田は今大会2種目目の出場となったシングルスでは好調な立ち上がりを見せ、1回戦のデボラ・ビバレッリ（イタリア）戦から、3回戦のユアン・ジアナン（フランス）戦まで3試合連続のストレート勝ち。張本智和（智和企画）との混合ダブルスで初戦敗退したショックを引きずらずにエースとしての戦いぶりをみせてきた。
しかし、続く準々決勝で戦ったピョン・ソンギョン（北朝鮮）相手にはフルゲームの末に勝利したものの、ラリー中に左手首を負傷。孫穎莎との戦いではテーピングをまいた姿が見られ、第3ゲームでは奮闘を見せたものの0－4のストレートで敗退。試合後のインタビューでコンディション面での不安を明かしており、今大会好調を維持する申裕斌との3位決定戦に向けては状態が心配される。
早田が勝利すれば前回東京五輪の伊藤美誠（スターツ）に続くシングルスでのメダル獲得となる。満身創痍のサウスポーが“日韓エース対決”に勝利して、初の五輪メダル獲得なるか。
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