レアル・マドリーのカルロ・アンチェロッティ監督がミラン戦のパフォーマンスを振り返った。スペイン『アス』が伝えた。 1日(現地時間7月31日)、アメリカツアー初戦でミランと対戦したマドリー。クロアチア代表MFルカ・モドリッチやドイツ代表DFア…
レアル・マドリーのカルロ・アンチェロッティ監督がミラン戦のパフォーマンスを振り返った。スペイン『アス』が伝えた。
1日(現地時間7月31日)、アメリカツアー初戦でミランと対戦したマドリー。クロアチア代表MFルカ・モドリッチやドイツ代表DFアントニオ・リュディガーらに加え、新加入のブラジル代表FWエンドリッキやトルコ代表MFアルダ・ギュレルといった若手も先発したなか、0-1の敗戦に終わった。
後半の頭から一気に若手を投入したアンチェロッティ監督は敗れこそしたものの、一定の満足感を示した。
「我々は競争し、戦い、良いプレーをした。若手が多い初戦では競うことが重要だった。良い瞬間も改善が必要な瞬間もあったが、それはごく普通のことだ」
「評価はポジティブなもので、カンテラの選手たちがこの試合に出場するのは喜ばしいことだ。ベテランたちともうまくやっているが、今は45分以上プレーすべきではない」
「別の試合の準備をしなければならない。あと2試合ある。ブラジル人選手たちが戻ってきたから、クラシコ(バルセロナ戦)でどんなプレーができるか見てみよう。そういったことが目的の試合だ。15日から参加している選手たちはすでにコンディションが良い」
また、アンチェロッティ監督はモロッコ代表MFブラヒム・ディアスやギュレルらを評価したほか、後半頭から起用した16歳のU-17スペイン代表DFジョアン・マルティネスについて「センターバックに必要なものを全て持っている」「改善することも多いが、レアル・マドリーでの将来もあり得る」と称賛。45分のプレーに終わったエンドリッキに関しても言及している。
「彼(ブラヒム)は良いプレーをしたし、前線の選手たちは良いプレーをした。アルダやエンドリッキも調子が良く、サイドバックも輝いていた。若手たちはこの機会を最大限活かしてくれたから、彼らには満足している」
「(エンドリッキについて)結論を出すのは難しい。私が見たのは、彼は何か特別なものを持っているということだ。わずかなスペースで最高速度に達することができるし、マークを外すのも非常にうまい。これは彼が持っている資質だ。そういった意味では彼には才能がある。このような特徴を持つ選手はほとんどいない」
一方で、アメリカツアーの方針についてもコメント。パリ・サンジェルマン(PSG)から加わったフランス代表FWキリアン・ムバッペを含め、新戦力がすぐにフィットするとは思っていないようだ。
「(ツアーを終える)7日までの目標は、できるだけコンディションの良い選手を起用することだ。若手のためだけに戦術的な仕事をするわけではない。全員が戻ってきたら戦術面にも取り組む」
「新戦力も適応させなければならないが、エンドリッキやムバッペを5日間で適応させるなんて考えられない」