巨人・船迫が11試合連続無失点、好投を続けている 巨人の船迫大雅投手が快投を続けている。26日のDeNA戦(横浜スタジアム)では、同点の場面で登場し、見事に併殺に打ち取り火消しに成功。8回に打線が勝ち越し3勝目をあげた。好投手ぞろいの巨人リ…

巨人・船迫が11試合連続無失点、好投を続けている

 巨人の船迫大雅投手が快投を続けている。26日のDeNA戦(横浜スタジアム)では、同点の場面で登場し、見事に併殺に打ち取り火消しに成功。8回に打線が勝ち越し3勝目をあげた。好投手ぞろいの巨人リリーフ陣の中でも抜群の安定感で、現在11試合連続無失点。SNSでも「神すぎほんとに」「船迫の火消しマジでえぐい」「まじ神やな」などの声が上がっている。

 社会人・西濃運輸から2022年ドラフト5位で入団。ルーキーイヤーの昨季は36試合に登板し、3勝1敗、8ホールドの成績をマークした。今季は開幕から好リリーフを見せ、34試合で3勝14ホールド、防御率1.80の成績を残している。

 投球回あたりの与四球と被安打数の合計を示す「WHIP」は「0.92」のトップクラスの数値をマーク。また、セイバーメトリクスの指標を用いて分析などを行う株式会社DELTAのデータによると、スライダーによる失点増減の合計「wSL」はセ・リーグ5位の「5.2」。決め球として君臨している。

 船迫は、昨季の投球回が30イニングに留まっており、まだ新人王の権利を残している。ファンの間でも「この成績維持できたら船迫あるぞ」「ひょっとしたら新人王ある?」との声が上がっていた。快投続ける遅咲きの27歳は首位を走るチームに欠かせない選手となっている。(Full-Count編集部 データ提供:DELTA)

データ提供:DELTA
 2011年設立。セイバーメトリクスを用いた分析を得意とするアナリストによる組織。書籍『プロ野球を統計学と客観分析で考える デルタ・ベースボール・リポート1~3』(水曜社刊)、電子書籍『セイバーメトリクス・マガジン1・2』(DELTA刊)、メールマガジン『1.02 Weekly Report』などを通じ野球界への提言を行っている。集計・算出した守備指標UZRや総合評価指標WARなどのスタッツ、アナリストによる分析記事を公開する『1.02 Essence of Baseball』も運営する。