8月7日から甲子園で49校が頂点を目指す 第106回全国高校野球選手権愛媛大会は30日、坊っちゃんスタジアムで決勝戦が行われ、聖カタリナが西条を7-6で破り、夏は初の甲子園出場を決めた。7回に聖カタリナが3点を加えて7-2とした直後、西条も…

8月7日から甲子園で49校が頂点を目指す

 第106回全国高校野球選手権愛媛大会は30日、坊っちゃんスタジアムで決勝戦が行われ、聖カタリナが西条を7-6で破り、夏は初の甲子園出場を決めた。7回に聖カタリナが3点を加えて7-2とした直後、西条も3点を返し、9回も1点差まで詰め寄った。2死一、二塁の好機を作るも最後は一飛に終わりゲームセット。これで全国47都道府県の出場校49校が全て出揃った。

 第106回全国高等学校野球選手権大会は8月7日から甲子園球場で開催される。初めて聖地への切符を手にしたのは札幌日大(南北海道)、聖和学園(宮城県)、石橋(栃木)、新潟産大付(新潟)の4校。最も期間が空いて再び甲子園の出場を決めたのは、32年ぶり9回目の大社(島根)だ。

 また、連続出場を決めたのは10校。花巻東(岩手/2年連続)、聖光学院(福島/3年連続)、富山商(富山/2年連続)、北陸(福島/2年連続)、智弁学園(奈良/2年連続)、広陵(広島/2年連続)、英明(香川/2年連続)、創成館(長崎/2年連続)、明豊(大分/4年連続)、神村学園(鹿児島/2年連続)となっている。

 今大会の出場校で最多を数えるのは、西東京大会決勝で日大三高に10-9のサヨナラ勝ちを収めた早稲田実業。夏は実に30回目の出場で、現日本ハムの清宮幸太郎内野手が1年生だった2015年以来、春夏合わせると51回目となる。

 また、今春の選抜高校野球を制した健大高崎は、9年ぶりの夏の甲子園で2018年の大阪桐蔭以来となる史上8校目(9度目)の春夏制覇を目指す。

【北海道・東北】
北北海道・白樺学園
南北海道・札幌日大
青森・青森山田
岩手・花巻東
宮城・聖和学園
秋田・金足農業
山形・鶴岡東
福島・聖光学院

【関東】
茨城・霞ヶ浦
栃木・石橋
群馬・健大高崎
埼玉・花咲徳栄
千葉・木更津総合
東東京・関東一
西東京・早稲田実
神奈川・東海大相模

【東海北信越】
山梨・日本航空
新潟・新潟産大付
富山・富山商
石川・小松大谷
福井・北陸
長野・長野日大
岐阜・岐阜城北
静岡・掛川西
愛知・中京大中京

【近畿】
三重・菰野
滋賀・滋賀学園
京都・京都国際
大阪・大阪桐蔭
兵庫・報徳学園
奈良・智弁学園
和歌山・智弁和歌山

【中国】
鳥取・鳥取城北
島根・大社
岡山・岡山学芸館
広島・広陵
山口・南陽工

【四国】
徳島・鳴門渦潮
香川・英明
愛媛・聖カタリナ
高知・明徳義塾

【九州・沖縄】
福岡・西日本短大附
佐賀・有田工
長崎・創成館
熊本・熊本工
大分・明豊
宮崎・宮崎商
鹿児島・神村学園
沖縄・興南(Full-Count編集部)