「パリ2024オリンピック」の 卓球競技は27日、混合ダブルスの1回戦が行われ、日本の張本智和(智和企画)、早田ひな(日本生命)のペアはリ・ジョンシク、キム・グムヨン(北朝鮮)ペアに1-4で敗れ、1回戦で姿を消した。前回の東京五輪では水谷隼…

「パリ2024オリンピック」の 卓球競技は27日、混合ダブルスの1回戦が行われ、日本の張本智和(智和企画)、早田ひな(日本生命)のペアはリ・ジョンシク、キム・グムヨン(北朝鮮)ペアに1-4で敗れ、1回戦で姿を消した。

前回の東京五輪では水谷隼・伊藤美誠のペアで金メダルを獲得し、2大会連続制覇の候補にも挙がっていた日本勢だが、エースペアのまさかの敗戦には各方面から驚きの声が挙がっている。

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■直前の国際大会で第2シード獲得も…

直前の国際大会WTTで4連続優勝を飾り、今回のパリ五輪では第2シードとして金メダル候補にも挙がっていた張本智と早田のエースペアだが、パリの初陣ではまさかの結末が待ち受けた。

第1ゲームから北朝鮮ペアの積極的な攻めの前に連続ポイントを失うなどペースを掴めないまま試合は始まった。第2ゲームこそ11-7で立て直したかに見えたが、その後も流れを変えられないまま3ゲームを失い、1-4で初戦で姿を消すこととなった。

この日本ペアの敗戦はWTT公式も「番狂わせのお知らせ」題して北朝鮮ペアの大金星に言及。また中国メディア『捜狐』も「五輪で衝撃の番狂わせ」と報じ、北朝鮮ペアについては「国際大会に出場することも少なく、常に『目立たない』存在だった。しかし、基礎技術がとてもしっかりしており、その意志と質は粘り強かった」と称賛した。

前回の東京五輪では水谷隼・伊藤美誠ペアが地元開催で金メダルを獲得。日本勢の連続金にも期待が寄せられた今大会だったが、日本の“はりひな”ペアにいきなり試練が待ち受けることとなった。

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