日大三-履正社  履正社戦に先発した日大三の桜井=甲子園【写真提供:共同通信社】

 

16 櫻井 周斗(日大三3年・投手)
さくらい・しゅうと 178センチ80キロ 左投左打

「超高校級」を世界で発揮する二刀流左腕

昨秋東京都大会決勝戦、侍ジャパンU-18代表主将・清宮 幸太郎(早稲田実3年)から5三振を奪い、一気に知名度を上げた左腕。最速149キロのストレートに切れ味抜群のスライダーだけでなく、高校通算30本塁打を越えるパワフルな打撃も持ち味としている。

埼玉県所沢市出身の櫻井は小学校6年時には東京ヤクルトスワローズジュニアに選ばれ、プロ野球12球団トーナメントに出場。中学時代は新座リトルシニアで主に野手として活躍した。

日大三では2年春に外野手のポジションを獲得し、2年夏には投手・外野手として西東京大会4強入りに貢献。新チームからはエースに秋の都大会決勝戦では準優勝。決勝戦・早稲田実業戦でのインパクトが認められ3年春にはセンバツ出場。

チームは準優勝した履正社に初戦で敗れたが、櫻井は8回3分の0を投げ6点を失いながらも13奪三振。今回侍ジャパンU-18代表のチームメイトとなった安田 尚憲からも3奪三振。打っても5打数2安打2打点と聖地に確かな足跡を残した。

その後も早稲田実業との再戦となった春季都大会決勝では3番右翼手で出場し、7打数4安打4打点1本塁打と凄まじい打撃を披露。最後の夏は、西東京大会準々決勝で優勝した東海大菅生と対戦。9奪三振で完投も5失点で敗れ、2度目の甲子園はならなかった。

ただ、強打の左打者から確実に三振を奪える櫻井の存在は、小枝 守監督をはじめ侍ジャパンU-18代表スタッフにとっても実に心強い存在。大会ではひょっとしたら外野手からマウンドに上がり、左打者たちをなで斬りにして外野手に戻っていく「二刀流」櫻井の姿が見られるかもしれない。