U-23パラグアイ代表のカルロス・ハラ監督が、U-23日本代表戦を振り返った。パラグアイ『abc』が伝えた。 24日、パリ・オリンピックの男子サッカーが開幕。パラグアイは初戦でアジア王者の日本と対戦した。 五輪連覇中のブラジルに勝利する…

U-23パラグアイ代表のカルロス・ハラ監督が、U-23日本代表戦を振り返った。パラグアイ『abc』が伝えた。

24日、パリ・オリンピックの男子サッカーが開幕。パラグアイは初戦でアジア王者の日本と対戦した。

五輪連覇中のブラジルに勝利するなど、南米予選を1位で通過したパラグアイ。しかし、日本を相手に先手を奪われると、25分にはウィルデル・ビエラが平河悠の右足首を踏み一発退場。数的不利になってしまう。

守りを固めつつ、カウンターでゴールを目指していく中、後半は押し込む時間帯が続いたが、日本がゴールラッシュ。終わってみれば5-0で惨敗を喫し、厳しいスタートとなった。

ハラ監督は、試合後の記者会見で退場が敗因に繋がったとコメント。日本のスピードにも驚かされたとした。

「退場が非常に早く、我々は少し方向性を見失った。日本は非常に縦に早く、スピーディーで力強いチームだ。我々がスペースを空けたために、こうなるしかなかった。深い位置でのパスは非常にダメージを与えた」

日本戦ではゼロトップのような形でストライカーを置かない選択をしたが、これは日本のハイラインを意識したとのこと。「彼らは素早いチームで、前に出てきてスペースを空けてくれる」と背後のスペースを使おうと思ったと語り、「2、3点のアドバンテージを得られる可能性もあったが、コンスタントにはできなかった」と、チャンスを生かせず、効果的にゴールを奪えなかったことを嘆いた。

「我々の欠点の1つだ。ボールのタッチは普通であり、我々は攻撃し、前にも出ていた。しかし、退場者が出てから、我々の攻撃は終わってしまった」

「このグループは数回の打撃から立ち上がる方法を知っている。我々にとって重要なのは、落ちることではなく上がっていくことだ」

残り2試合で連勝し、グループステージ突破を目指すパラグアイ。次戦はU-23イスラエル代表と27日に対戦する。