DHとしてMVPを受賞すれば史上初の快挙だ(C)Getty Images  現地時間7月23日(日本時間24日)、MLB公式サイトは、「オールスターブレイク後のオールMLBチーム予想」と題した記事を掲載。シーズン終了後…

 

DHとしてMVPを受賞すれば史上初の快挙だ(C)Getty Images

 

 現地時間7月23日(日本時間24日)、MLB公式サイトは、「オールスターブレイク後のオールMLBチーム予想」と題した記事を掲載。シーズン終了後に発表される両リーグ全体のいわば“ベストナイン”予想だが、今季ここまでのパフォーマンスを踏まえ、指名打者(DH)部門のファーストチームには、ドジャースの大谷翔平が選出された。

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 今季も大谷が驚異的な打棒を発揮しているのは、周知の通りだ。ここまで99試合に出場し、打率.314(リーグ2位)、30本塁打(同1位)、73打点(同2位)、24盗塁(同4位タイ)、OPS1.032(同1位)。日本人選手初の3冠王、トリプルスリー(打率3割、30本塁打、30盗塁)を視野に入れ、2年連続3度目のMVP受賞にも期待が注がれている。

 また、記事を執筆した同サイトのブライアン・マーフィー記者は、「オオタニの存在を当たり前だと思わないように注意しよう」と読者に呼びかけ。「彼は気の遠くなるような数字を残し続け、日曜の夜(今季30号を放った現地21日のレッドソックス戦)のように毎試合『ワオ!』と言わせる何かをやっている」と活躍を称えていた。

 なお、今回公開されている“オールMLBチーム”予想の顔ぶれは以下の通りだ。

■捕手
ファーストチーム:アドリー・ラッチマン(オリオールズ)
セカンドチーム:ウィル・スミス (ドジャース)

■一塁手
ファーストチーム:ブライス・ハーパー(フィリーズ)
セカンドチーム:フレディ・フリーマン(ドジャース)

■二塁手
ファーストチーム:ケテル・マルテ(ダイヤモンドバックス)
セカンドチーム:ホセ・アルトゥーベ(アストロズ)

■三塁手
ファーストチーム:ラファエル・デバース(レッドソックス)
セカンドチーム:ホセ・ラミレス(ガーディアンズ)

■遊撃手
ファーストチーム:ガナー・ヘンダーソン(オリオールズ)
セカンドチーム:ボビー・ウィットJr.(ロイヤルズ)

■外野手
ファーストチーム:アーロン・ジャッジ(ヤンキース)、フアン・ソト(ヤンキース)、スティーブン・クワン(ガーディアンズ)
セカンドチーム:クリスチャン・イエリッチ(ブルワーズ)、ジャレン・デュラン(レッドソックス)、フェルナンド・タティスJr.(パドレス)

■指名打者
ファーストチーム:大谷翔平(ドジャース)
セカンドチーム:マルセル・オズナ(ブレーブス)

■先発投手
ファーストチーム:タリック・スクーバル(タイガース)、クリス・セール(ブレーブス)、ポール・スキーンズ(パイレーツ)、ギャレット・クロシェ(ホワイトソックス)、コービン・バーンズ(オリオールズ)
セカンドチーム:ザック・ウィーラー(フィリーズ)、コール・レイガンズ(ロイヤルズ)、セス・ルーゴ(ロイヤルズ)、ローガン・ギルバート(マリナーズ)、タナー・ホウク(レッドソックス)

■救援投手
ファーストチーム:エマニュエル・クレース(ガーディアンズ)、メイソン・ミラー(アスレチックス)
セカンドチーム:ライアン・ヘルズリー(カージナルス)、カービー・イェイツ(レンジャーズ)

 

[文/構成:ココカラネクスト編集部]

 

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