大阪桐蔭、3年ぶり出場  大冠戦の6回、右越えソロを放つ大阪桐蔭・藤原=大阪シティ信用金庫スタジアム【写真提供:共同通信社】

 

28藤原 恭大(大阪桐蔭2年・外野手)
ふじわら・きょうた 181センチ80キロ 左投左打

大阪桐蔭「黄金世代」の旗手、世界に羽ばたく

「黄金世代」と称される大阪桐蔭2年生を代表する中堅手。50メートル5秒8の俊足と遠投100メートルの強肩は枚方ボーイズ時代から高い評価を得ていた。しかも、俊足に強打も兼ね備えるのが彼の特長。インコースの厳しい球は体を回転させて捉え、フェンスの向こう側まで運ぶ。アウトコースで打ち取ったはずのゴロは内野安打となり、中途半端にインコースを突けば容赦無くスタンドに放り込む。相手投手にとって厄介なことこの上ない。

大阪桐蔭での初実戦は1年6月。沖縄での招待試合。試合自体はノーゲームに終わったが豊見城戦でいきなり右中間に叩き込む先頭打者アーチ。その後も安定した成績を残して1年夏から中堅手のレギュラーをつかむと、新チームからはリードオフマンとして定着し秋の近畿大会4強に貢献。そしてセンバツでは途中不振にあえぐが、履正社との決勝戦では先頭打者弾を含む3安打2本塁打と聖地の主役となった。

その後も春の近畿大会決勝で5打数4安打、夏の大阪大会決勝でも6回に勝ち越しの高校通算第19号本塁打を放つなど「ここぞ」の場面、大舞台に強い。3試合で13打数2安打と悔いを残した夏の甲子園を糧に、藤原 恭大は世界の大舞台で自らの実力をいかんなく発揮し、世界一獲得への旗手となる。