開業4年目で悲願成就なるか。鈴木慎太郎調教師がアイビスサマーダッシュ(3歳上・GIII・芝1000m)のファイアダンサー(牝6)で重賞初制覇を狙う。  鈴木慎太郎調教師は愛知県出身の45歳。小西一男厩舎、加藤征弘厩舎、堀井雅広厩舎で経験…

 開業4年目で悲願成就なるか。鈴木慎太郎調教師がアイビスサマーダッシュ(3歳上・GIII・芝1000m)のファイアダンサー(牝6)で重賞初制覇を狙う。

 鈴木慎太郎調教師は愛知県出身の45歳。小西一男厩舎、加藤征弘厩舎、堀井雅広厩舎で経験を積み、19年に調教師試験に合格。21年に開業した。これまでJRAで753戦47勝。今年は13勝で、自己最多だった昨年の21勝を上回るペースとなっている。しかし、重賞は5戦して、22年の紫苑Sのエコルフリューゲルの8着が最高着順。タイトルには手が届いていない。

 今週のアイビスSDにはファイアダンサーを送り込む。新潟芝1000mの重賞&オープンでは4戦して2着、18着、2着、3着。昨年のアイビスSDは1番人気に支持されながら18着に沈んだが、敗因は熱中症とハッキリ。それ以外の3戦では馬券圏内を確保しているので、舞台適性は文句なしといえる。

 待ちに待ったリベンジの舞台。昨年の悔しさを晴らし、厩舎初のタイトル獲得となるか。“千直巧者”の走りに要注目となる。