「パリ2024オリンピック」の卓球競技が7月27日から8月10日にかけて行われる。開幕まで1週間を切り、本大会までのカウントダウンを迎えている。日本卓球は各競技でメダル獲得が期待されるなか、有力選手について国際卓球連盟(ITTF)が言及して…

「パリ2024オリンピック」の卓球競技が7月27日から8月10日にかけて行われる。開幕まで1週間を切り、本大会までのカウントダウンを迎えている。

日本卓球は各競技でメダル獲得が期待されるなか、有力選手について国際卓球連盟(ITTF)が言及している。

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■16日に世界ランクが発表

16日に発表された世界ランキングに基づいてパリ五輪のシードが確定。女子シングルスで初出場の早田ひな(日本生命)は第3シードに入り、前回東京大会で銅メダルを獲得した伊藤美誠(スターツ)に続く表彰台が視界に入る。

そんな早田の前に立ちはだかるのが中国勢。第1シードに入る孫穎莎は前回の東京では銀メダルに終わったが、それ以降の卓球界をけん引してきた“絶対女王”。早田も多くの国際大会で対戦してきたが、0勝15敗と崩すことができずにパリ大会を迎える。

また、第2シードに入った陳夢も前回の東京では金メダリストで有力候補。ITTFも「孫穎莎がリストのトップに立っている。現東京2020チャンピオンの陳夢はすぐ後ろにつけており、前回の決勝の再現の可能性がある」と金メダル争いについて言及している。

そんなかでも第2勢力の筆頭がとして中国勢を窺うのが日本の早田。ITTFは第4シードのシン・ユビン(韓国)、第5シードのベルナデッテ・スッチ(ルーマニア)とともに早田を挙げており、「いずれも主要大会で中国を脅かす実力があると証明してきた」と上位入りに期待を寄せている。

早田は張本智和(智和企画)との混合ダブルス、平野美宇、張本美和(木下グループ)との女子団体でも第2シードに入っており、3つのメダル獲得に期待が寄せられる。なかでもここ数年シングルスで力をつけてきた日本のエースがパリの舞台で中国勢撃破なるかは注目が集まる。

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