今永は初の球宴で「Be Like Mike」を登場曲に選んだ(C)Getty Images カブスの今永昇太が現地時間7月16日(日本時間17日)、グローブライフ・フィールドで行われたオールスターゲームにリリーフ登板。3-3の同点で…

今永は初の球宴で「Be Like Mike」を登場曲に選んだ(C)Getty Images

 カブスの今永昇太が現地時間7月16日(日本時間17日)、グローブライフ・フィールドで行われたオールスターゲームにリリーフ登板。3-3の同点で迎えた4回にマウンドに上がり、三者凡退に抑える1回パーフェクト投球を披露した。

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 今永はこの日、登場曲として選んだのが「Be Like Mike」。米バスケットボール界のスーパースター、マイケル・ジョーダン氏が起用されたスポーツ飲料「ゲータレード」のCMで使われた曲だ。
 
 米メディア『CHICAGO SUN TIMES』のスティーブ・グリーンバーグ記者は、今永が球宴登板で「マイケル・ジョーダンに敬意を表す」と紹介し、「グローブライフ・フィールドでこの曲を選ぶ度胸とユーモアのセンスがある」と感心した。

 記事によると、「イマナガは近所のバリスタたちと物事をわかりやすくするために『マイク』という名前で呼んでいる」とし、「もちろん、マイクのようになりたい」という今永のコメントを掲載している。

 今永は「彼のようになるのは僕にはちょっと難しいですけど、なろうと努力することはできるので。しっかりとファンの方に、またアメリカのファンの方に認めてもらうようなプレーをしたい」と話したという。

 同記者は「カブスファンは完全に彼を認めている。彼らが心配しているのはチームの成績だ。しかし、この夜はイマナガがすべてだった」と、球宴初登板での好投を称えた。

 今永本人は「ふわっとした気持ちで投げていました」とこの日の登板を振り返ると、3回に飛び出した大谷翔平の先制3ランに関しては「ちょっとジェラシーを感じました」と、会場を和ませるコメントを残したという。

 本拠地のクラブハウスにある今永のロッカーには、「Mike Imanaga2(マイク・イマナガ2世)」というネームプレートが掲げられているという。背番号18は、“神様”マイケル・ジョーダンのように、大舞台で自身の持っている力を十分に示すことに成功した。

[文/構成:ココカラネクスト編集部]

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