ロバーツ監督は「我々は多くの困難を乗り越えてきた」と語った(C)Getty Images  ドジャースは現地時間7月14日(日本時間15日)、敵地でのタイガース戦に3-4で敗れた。前日に続いてのサヨナラで敗れカード負け…

 

ロバーツ監督は「我々は多くの困難を乗り越えてきた」と語った(C)Getty Images

 

 ドジャースは現地時間7月14日(日本時間15日)、敵地でのタイガース戦に3-4で敗れた。前日に続いてのサヨナラで敗れカード負け越し、2連敗でオールスターブレイクに入ることとなった。

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 現在、ナ・リーグ西地区で首位を快走するドジャースは2位ダイヤモンドバックスとの差を7ゲームにまで広げている。だが、開幕以降、多くの負傷者に悩まされてきており、特に先発投手の離脱者が続出。6月中旬以降、大谷翔平が1番として起用されている打線がチームを支える形となっているものの、投手陣の再構築という課題を抱えたまま、後半戦に向かうことになる。

 それでも、現在のドジャースのチーム状況が決して不安要素ばかりではないと、メジャー公式サイト『MLB.com』により伝えられている。タイガース3連戦を終えた7月14日、ドジャースの現状について論じる特集記事を配信した。

 トピックの中では、ドジャースが56勝41敗という成績でオールスターを迎えると報じながら、「これは、2023年に100勝を挙げ、その後、FAで強打者のショウヘイ・オオタニとテオスカー・へルナンデス、好投手であるヨシノブ・ヤマモトとタイラー・グラスノーを獲得したチームとしては、予想されていたような大記録ではない」と評価。また、緊急補強で加入したばかりの、ブレント・ハニーウェルがタイガース3戦目に先発登板したことなどもレポートしている。

 だがその一方で、「困難にもかかわらず、ドジャースはオールスターブレイクに10年連続50勝以上(MLBで間違いなく最長記録)で突入し、5年連続で少なくとも5人の選手がオールスターゲームに選出されている」と綴っており、さらに「ドジャースはMLBで唯一、打点55以上の打者4人を擁する打線を率いている。オオタニが69打点でトップ、ヘルナンデスが62打点、フレディ・フリーマンが61打点、ウィル・スミスが55打点」などと、ポジティブな要素を並べた。

 他にも、デーブ・ロバーツ監督がここまでの内容に対し、「我々は多くの困難を乗り越えてきた。だから、我々の現状を考えると、本当に良い気分だ」と語ったとするコメントも掲載。その上で、クレイトン・カーショーやグラスノー等が球宴明けから少しずつ戻って来ると見通しており、「ロバーツ監督が2024年について自信を持ち続けているのはそのためだ」と同メディアは説いている。

 多くの離脱者が出ながらも、ドジャースがリーグトップクラスの戦力を擁していることは、現在の成績が証明している。後半戦では現地メディアの見解の通り、故障者の復帰などによりふたたび戦力は整えられていくはずだ。

 

[文/構成:ココカラネクスト編集部]

 

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