7月15日、メキシコで開催されている「FIBA U17女子バスケットボールワールドカップ2024」で、U17女子日本代表がU…

 7月15日、メキシコで開催されている「FIBA U17女子バスケットボールワールドカップ2024」で、U17女子日本代表がU17女子アルゼンチン代表との予選グループフェーズ第2戦に臨んだ。

 初戦でU17女子フィンランド代表に62-60で勝利した日本だったが、試合開始から連続失点でスタート。それでも、阿部友愛(聖和学園高校)が連続得点を挙げると、後藤音羽(浜松開誠館高校)と清藤優衣(精華女子高校)の3ポイントも決まり、20-14とリードする展開で第1クォーターを終えた。

 続く第2クォーター、牧野琉依(千葉経済大学附属高校)がフリースローで得点をつなぐと、山田桜来(桜花学園高校)もスティールからの速攻レイアップなどで得点。チーム全体で得点を伸ばし、40-24と点差を広げて試合を折り返した。

 迎えた第3クォーター、序盤から濱田ななの(桜花学園高校)や清藤が得点を重ねる。後半に入ってディフェンスの強度をさらに上げた日本は、この10分間でアルゼンチンをわずか6得点に抑え込み、62-30と大量リードを奪った。

 第4クォーターでは山下笑伶奈(昭和学院高校)がバスケットカウントのレイアップを決めると、清藤、濱田、杉浦結菜(岐阜女子高校)、岩坂真紘(土浦日本大学高校)が長距離砲をヒット。相手に付け入る隙を与えず、最後は81-44で快勝した。

 グループフェーズ2連勝を収めた日本は、濱田が14得点5リバウンド、清藤が14得点2スティール、後藤が11得点7リバウンド、阿部が8得点5リバウンド、山田が7得点6リバウンド10アシスト2スティール、鈴木瑚香南(福岡大学附属若葉高校)が12リバウンドをマークした。

 次戦は17日の9時00分から、日本と同じく2連勝を飾っているスペインとのグループフェーズ最終戦に挑む。

◾️試合結果〈予選グループフェーズ第2戦〉

日本 81-44 アルゼンチン

JPN|20|20|22|19|=81

ARG|14|10| 6|14|=44