クライミングW杯のスピード第3戦が13日(日本時間14日)、フランス・シャモニーで行われ、大政涼が公式大会では日本人初の4秒台となる“4秒97”をマークした。優勝は、男子はサミュエル・ワトソン(米国)、女子はジャン・シャオチン(中国)で、…
クライミングW杯のスピード第3戦が13日(日本時間14日)、フランス・シャモニーで行われ、大政涼が公式大会では日本人初の4秒台となる“4秒97”をマークした。優勝は、男子はサミュエル・ワトソン(米国)、女子はジャン・シャオチン(中国)で、日本勢最高は大政の男子4位だった。
予選の様子
予選を9位通過した大政
好レースを繰り広げたワンとお互いを称え合った
<大政涼コメント>
「1つの目標であった4秒台、やっと公式大会で出すことができました。昨年のワールドカップでレオナルド選手が世界初の4秒台を出した瞬間はとても印象に残っており、いつか僕もあんな登りをしたい思っていたので、ものすごく嬉しいです。まだまだ伸び代を感じ、沢山の気づきもあったので、さらに上を目指して頑張ります。応援ありがとうございました!」(JMSCA提供 ※原文ママ)
<リザルト>
![](https://img.sportsbull.jp/raw/2024071509030645479100.jpg)
[男子]
1位:サミュエル・ワトソン(USA)/6秒24
2位:ワン・シンシャン(CHN)/7秒76
3位:エリク・ノヤ・カルドーナ(ESP)/5秒05
4位︰大政 涼(JPN)/FALL
――――――
15位︰藤野 柊斗(JPN)/5秒27 ※決勝T進出
20位︰谷井 和季(JPN)/5秒40
35位︰上柿 銀大(JPN)/5秒78
![](https://img.sportsbull.jp/raw/2024071509030666952900.jpg)
[女子]
1位:ジャン・シャオチン(CHN)/6秒60
2位:ナタリア・カルッカ(POL)/FALL
3位:チョン・ジミン(KOR)/6秒64
4位:ワン・シェンジャン(CHN)/7秒33
――――――
13位:林 かりん(JPN)/7秒53 ※決勝T進出
14位:小屋松 恋(JPN)/8秒81 ※決勝T進出
18位:河上 史佳(JPN)/8秒12
24位:金谷 春佳(JPN)/8秒44
※左から順位、氏名、所属国、記録
※記録は、1・2位はビッグファイナル(優勝決定戦)、3・4位はスモールファイナル(3位決定戦)でのタイム
※決勝トーナメントに進出した日本人選手の記録は最終レースでのタイム
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