広陵-中京大中京 3回裏中京大中京無死、伊藤康が中越えに先制本塁打を放つ=甲子園【写真提供:共同通信社】

 

21伊藤 康祐(中京大中京3年・外野手)
いとう・こうすけ 173センチ76キロ 右投右打

国際経験豊かな右の切り込み隊長

岡崎葵ボーイズ時代には2度の世界大会を経験しているリードオフマン。高校入学後も50メートル走5秒8の俊足を活かして名門・中京大中京の主将としてチームを引っ張ってきた。昨秋までは二塁手としてプレーしていたが、秋季東海大会準決勝の至学館戦では自らの失策からセンバツを逃すことに。その悔しさを糧にして中堅手にコンバートされた後は、守備と打撃を磨き、愛知大会では27打数11安打4打点と、切り込み隊長の役目を果たした。

夏の甲子園では初戦敗退に終わったものの、第二打席で広陵の左腕エース平元 銀次郎から放った、センターバックスクリーンへの高校通算21本塁打は、その打撃力の真骨頂と言っていいもの。この本塁打に代表されるように甘い球は見逃さない確かな選球眼と瞬時の反応力。そして、ブレないスイングは、センター中心に低い弾道の打球方向を生み出している。

能力の高い選手がひしめき合う侍ジャパンU-18では、固定したポジションではなく、さまざまなシチュエーションで起用されることも多くなるはず。昨秋から身体のサイズも一回り大きくなった。国際経験の豊かさを活かして、伊藤 康祐は与えられた役割を、しっかりと果たしていくことが期待される。