今回のtotoはJ1第23節の10試合と、J2第24節の3試合が対象となっている。過去のデータや直近の様子などから、分析を進めてみよう。  J1では、熱いゲームが展開される。首位のFC町田ゼルビアと10位の東京ヴェルディによる「東京クラシ…

 今回のtotoはJ1第23節の10試合と、J2第24節の3試合が対象となっている。過去のデータや直近の様子などから、分析を進めてみよう。

 J1では、熱いゲームが展開される。首位のFC町田ゼルビアと10位の東京ヴェルディによる「東京クラシック」だ。

 順位は離れているが、首都をホームとするチーム同士の対戦は、白熱することは間違いない。しかも、「因縁」が絡んでくるとなれば、なおさらだ。

 東京Vは昨季、高校の指導者からの転身で注目を集める黒田剛監督率いる町田とJ2第15節で対戦し、0-1の敗戦を喫した。その試合後、城福浩監督が、対象を明言していないものの、選手による露骨な時間稼ぎへの苦言を口にして、話題となった。

 ともにJ1に昇格して再会を果たした今季J1第15節では、町田が5-0と勝利。城福監督は、完敗したことを認めていた。

 Jリーグの歴史では先輩である東京Vだが、現状は町田を追う立場。だが、その状況が東京Vの追い風になる可能性がある。

 東京Vは昨季のJ2で、シーズン2敗を喫した相手は清水エスパルスの1チームのみだった。シーズン前半戦には黒星を喫したジェフユナイテッド千葉モンテディオ山形といったチームには、しっかりリターンマッチで勝利してリベンジを果たしている。

 町田との対戦でも、勝ち切れはしなかったものの、残り15分を切ってからの2ゴールで引き分けた。城福監督の修正力の賜物だろう。

 今回の対戦でも、前回のリベンジを果たすべく、城福監督は選手たちを激しく鼓舞するはずだ。ホームでの開催でもあり、東京Vの勝利とは言わないまでも、昨季2度目の対決同様、引き分ける可能性は十分にあるとみる。

■天皇杯で敗れた「2チーム」が激突!軍配は?

 最近の調子を見ると、心配なチームがある。13位につける横浜F・マリノスだ。

 リーグ戦では4連敗中で、10日の天皇杯3回戦でも勝ち上がりはしたものの、PK戦にもつれ込んでの辛勝だった。

 今節対戦するのは、オリジナル10の一角としてトップリーグで戦い続ける「同志」である鹿島アントラーズ。両チームのファン・サポーターも大いに盛り上がることだろう。

 横浜FMは鹿島に対して、通算32勝11分40敗と負け越している。ただし、ここ2シーズンは4連勝と、流れが変わっていた。

 だが、その潮目も再び変わりそうだ。今季の初対決では、2-3と勝点3を献上。最近の戦績を見ても、今節での対戦では軍配は鹿島に上がるはずだ。

 その他、調子が気になるのはFC東京か。第14節以降、2得点できない試合が続いていた。前節は2得点したが、柏に2-3で敗れている。今節対戦するアルビレックス新潟ともども天皇杯で敗れているが、長崎まで出向いて6失点した新潟よりも、延長戦の末に敗れたFC東京のほうがダメージは大きいとみる。

 J2では、珍しい記録に注目したい。徳島ヴォルティスは今回ホームに迎える仙台に負け越しているが、注目したいのがドローの数。徳島から見て4勝12分11敗と、圧倒的に引き分けることが多いのだ。

 しかも今季の初対戦でも引き分けるなど、このカードは5試合連続ドロー決着。珍しいものが見たいという願望も込めて、引き分け1本での勝負としたい。

 今回のtotoの購入締切は7月13日で、ネット決済による公式サイトでの販売は13時50分(コンビニ決済は12時)、くじ売り場では12時、コンビニは11時30分までとなっている。

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