7月3日にエスコンフィールドHOKKAIDOで行われた北海道日本ハムファイターズ対千葉ロッテマリーンズの一戦で、ロッテ・藤原恭大が披露した“ノーステップ打法”での鮮やかなタイムリーヒットが野球ファンの間で話題となっている。 【映像】藤原の打…

7月3日にエスコンフィールドHOKKAIDOで行われた北海道日本ハムファイターズ対千葉ロッテマリーンズの一戦で、ロッテ・藤原恭大が披露した“ノーステップ打法”での鮮やかなタイムリーヒットが野球ファンの間で話題となっている。

【映像】藤原の打撃フォームに“変化”(比較あり)

4-5、ロッテが1点ビハインドで迎えた6回表・ロッテの攻撃、無死満塁の場面で打席に立った9番・藤原は、日本ハムの3番手・ザバラに対し、カウント1-2と追い込まれるものの、勝負の5球目、やや甘く入った外角のストレートを見逃さずに鋭く弾き返し、レフトライン際へと運ぶ長打性の一打に。これで2人の走者が相次いで生還し、打った藤原も悠々二塁へと到達。値千金、逆転のタイムリー2ベースヒットとなった。

今季、ここまで好調を維持する藤原。若いカウントでは右足を上げ、追い込まれてからはノーステップで打つという、首位打者2度のロッテの先輩・角中勝也を思わせる打法を取り入れている。この“ノーステップ打法”について野球解説者の里崎智也氏は、7月5日放送の『バズ!パ・リーグ』(ABEMA)に出演した際に「メリットは身体の動きが少ないので、上体のブレも少なくタイミングを合わせやすい。デメリットとしてはパワーが生み出しにくいので、なかなか長打を打つのが難しいのと、前軸が取れない(前足で軸が作れない)選手は突っ込んでいってしまうので、ここで(ミートの瞬間に)止まることができない。どっちが自分のなかで軸が作れるか、ノーステップができるできない、難しいのか簡単にできるのかが大きな問題」と、誰にでも合うわけではなく自分に合っているのかを見極める必要があるとコメント。

またネット上の野球ファンからは「角中すぎるw」「あれだけ足上げてたのに変わるもんやな」「まじで角さんは引退後もコーチとしてロッテに残って欲しい そしてノーステップ打法をロッテの伝統にしてほしい」「角中フォアボールだと思ってたら、また角中が3塁線にヒット打ったと思ってたら、よく見たら藤原恭大だったけど、打席は角中だった。よく見たら顔は藤原恭大だった」「つまり今日は角中恭太が出てたってことか」「藤原考え方変わったのと 夏漢重なって無双状態やな」といった様々な反響が寄せられている。

(ABEMA『バズ!パ・リーグ』)