卓球の「WTTスターコンテンダーバンコク」は7日、女子シングルスの決勝が行われ、世界ランキング10位の伊藤美誠(スターツ)は橋本帆乃香(ミキハウス)と対戦。4ー2で勝利し優勝を果たした。 伊藤は2023年2月の「WTTコンテンダーアンマン」…

卓球の「WTTスターコンテンダーバンコク」は7日、女子シングルスの決勝が行われ、世界ランキング10位の伊藤美誠(スターツ)は橋本帆乃香(ミキハウス)と対戦。4ー2で勝利し優勝を果たした。

伊藤は2023年2月の「WTTコンテンダーアンマン」以来の優勝を成し遂げたが、決勝で見せたラリーの攻防が注目を集めている。

◆【実際の映像】伊藤美誠、実況大興奮の橋本帆乃香との超絶ラリー!ネットインへの巧みな反応に「ベストポイント」と賛辞

■日本の名カットマンと激闘

日本を代表するカットマン、橋本と伊藤との戦いは序盤から激しいラリーの攻防に。橋本のバック中心の鋭いカットに伊藤が的確なレシーブで合わせる展開が続いた。

WTTの公式が注目したのがゲームカウント2-2で迎えた第5ゲームのラリー。伊藤のフォアでの押し込みに対し、橋本は後陣からのロビングで対応した。すると橋本がフォアで放ったボールがネットに当たり軌道が変化。これに伊藤が冷静なバックレシーブで合わせポイントを奪った。

実況も「なんということだ」とこの攻防に大興奮。この両者が繰り広げた超絶ラリーにWTTのX(旧ツイッター)は「このラリーとネットボールが(この日の)ベストポイントだ」と絶賛した。

なお、伊藤はこのゲームをものにすると、そのまま第6ゲームも奪い勝利。粘り強い戦いで1年半ぶりとなる復活優勝を引き寄せた。

◆【実際の映像】伊藤美誠、実況大興奮の橋本帆乃香との超絶ラリー!ネットインへの巧みな反応に「ベストポイント」と賛辞

◆伊藤美誠、1年半ぶりの“復活V”に喜び爆発「とてもとても嬉しい」 橋本帆乃香との熱戦制し会心ガッツポーズ

◆伊藤美誠が見せたカットマンキラーぶり「驚異的な数字」 大会公式が復活を称賛「卓球界にミマ・イトウが戻った」

That was pulsating ⚡️

This rally and net ball is the Best Point of Day 4 presented by Shuijingfang 💥#WTTBangkok #WTTStarContender #TableTennis #PingPong pic.twitter.com/l7H435SqUK

— World Table Tennis (@WTTGlobal) July 7, 2024