2024年7月6日 小松島競輪令和6年能登半島地震復興支援競輪大阪・関西万博協賛開設74周年記念「阿波おどり杯争覇戦」G3(3日目)***************【小松島競輪G3(3日目)10R=S級準決勝】赤板過ぎに菅原大也が新田祐大を抑…

2024年7月6日 小松島競輪
令和6年能登半島地震復興支援競輪
大阪・関西万博協賛
開設74周年記念「阿波おどり杯争覇戦」G3(3日目)

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【小松島競輪G3(3日目)10R=S級準決勝】


赤板過ぎに菅原大也が新田祐大を抑えて、菅原がペースを上げて先行態勢に入る。3番手に新田、犬伏は8番手で打鐘を通過。犬伏は打鐘後2センターからスパートすると、最終2コーナーで菅原をとらえる。最終HSで3番手の新田も合わせて踏み込み、新田マークの佐藤は犬伏マークの島川を捌く。犬伏を、新田、佐藤が追う態勢になり、押し切りを図る犬伏を新田がゴール前で差し切り通算400勝のゴール。新田マークの佐藤が2着。犬伏が3着に入線した。



1着/新田祐大(S1・福島90期)
今回成績:特6・二2・準1
G3優勝:13回(24年1月いわき平)

(400勝達成について)一戦一戦、一走一走、走り切ることだけを考えていました。打鐘から最終HSにかけて、必ず仕掛けがあると思っていたので、そこを逃さずにと考えていました。菅原(大也)君のスピードを上げていく感じやライン取りが非常に上手だった。犬伏(湧也)君も、仕掛けるタイミングを逃さずにきたので、たまたまあの位置(中団)が取れて、ゴール前勝負できただけだと思っています。脚のコンディションは問題ない。決勝に向けて、しっかり仕上げたいと思います。

決勝は、自力。



2着/佐藤慎太郎(SS・福島78期)
今回成績:特1・二1・準2
G3優勝:10回(22年4月平塚)

新田(祐大)がいいレースをしてくれました。ダッシュに対応、反応できているので、状態は悪くないのかなと思います。最終4コーナーから踏んだ感じも悪くないし、伸びている感じもあります。

決勝は、新田(祐大)の後ろ。



3着/犬伏湧也(S1・徳島119期)
今回成績:特9・二2・準3
G3優勝:1回(23年3月大垣)

踏み出した感触は良かったのですが、中団に新田(祐大)がいてどうかなと。でも、そこを乗り越えられたのは、良かったです。島川(将貴)さんとワンツーを決めたかったですね。体調は悪くないのですが、もう少し末脚を良くしたいです。気温が高いこともあるので、修正していきたい。今日、新田さんが3車で、(自分が)決勝に上がれるかどうかでしたが、この大一番を乗り越えられて良かったです。

決勝は、自力。

10Rレース結果

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【小松島競輪G3(3日目)10R=S級準決勝】


まず赤板で小森貴大が抑え、それを嘉永泰斗がかわし、さらに深谷知広が仕掛けて、打鐘から深谷が先行態勢に入る。取鳥雄吾も打鐘からスパートすると、番手の堤洋との連携は崩れるが、深谷と取鳥の先行争いになる。これは深谷が制して、主導権を譲らない。最終2コーナーから嘉永が捲りを打つと、深谷マークの諸橋愛のけん制も乗り越え、逃げる深谷に最終4コーナーで並びかける。ゴール前で捲り切った嘉永が1着。逃げ粘った深谷が2着。嘉永マークの山口敦也が3着に入線した。



1着/嘉永泰斗(S1・熊本113期)
今回成績:特5・二2・準1
G3優勝:3回(24年4月川崎)

出来としては、イマイチかなと思います。少し重かったです。体調は昨日よりいいので、疲れをとって明日に備えます。

決勝は、自力です。頑張ります。



2着/深谷知広(SS・静岡96期)
※チャリレンジャー(スポンサード選手)
今回成績:特2・二1・準2
G3優勝:20回(24年5月武雄)

取鳥(雄吾)ともがき合った時点で、ペースが上がりきっていたので、(嘉永泰斗の仕掛けに)合わせきれなかったです。(決勝に進めているので)内容は悪くないと思います。トレーニングで作った疲労感は徐々に取れてきているので、気持ちの疲れとのバランスだと思うので、しっかり準備したいと思います。

決勝は、自力。



3着/山口敦也(S2・佐賀113期)
今回成績:一2・二2・準3
G3優勝:0回
G3決勝:3回目(24年3月武雄以来)

レースは、しっかり(嘉永に)付いていくだけでした。深谷(知広)さんがけっこう踏み直していたので、キツかったですね。連日、前のおかげ。明日も、しっかりくらい付いていくだけです。

決勝は、山田(英明)の後ろ。3番手。

11Rレース結果

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【小松島競輪G3(3日目)12R=S級準決勝】


岩本俊介が清水裕友を赤板過ぎに抑えると、林大悟が打鐘前に踏んで岩本をかわして主導権取りに出る。4番手に岩本、7番手に清水の態勢で最終HSを通過。最終1コーナー付近から清水が捲りに出ると、好スピードで前団に迫り、最終3コーナーで逃げる九州ラインをとらえて先頭に立つ。抜け出し清水が1着。車間はあいたものの、清水マークの小倉竜二が2着。林マークの山田英明が3着に入った。



1着/清水裕友(SS・山口105期)
今回成績:特4・二1・準1
G3優勝:11回(24年2月静岡)

早めに仕掛けようと思っていました。中団が理想でしたが、前から力勝負しようと。踏み出しは良かったと思います。高原(仁志)さんとも決めたかったですが、なんとか小倉(竜二)さんと決められたのは良かったです。スピードが出たので、脚の感じは悪くないと思います。

決勝は、自力。



2着/小倉竜二(S1・徳島77期)
今回成績:特8・二2・準2
G3優勝:8回(21年5月前橋)

キツかったですね。ここが最後のつもりで踏み込みました。(清水裕友が)強すぎますね。地元の利で、なんとか(決勝に)漕ぎ着けたかなと。

決勝は、犬伏(湧也)君の後ろ。全力で力を出し切りたいと思います。



3着/山田英明(S1・佐賀94期)
今回成績:一1・二1・準3
G3優勝:3回(20年9月向日町)

(林)大悟が、思っていた以上に踏んでいったのはビックリしたし、気持ちが伝わってきました。状態は、初日良かったのですが…。

決勝は、嘉永(泰斗)に任せて。僕がしっかりサポートできればいいなと思っています。

12Rレース結果

※G3優勝の( )は前回の優勝
※G3決勝の( )は直近の優出

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【最終日12R=S級決勝】
1/犬伏湧也(S1・徳島119期)
2/深谷知広(SS・静岡96期)
3/新田祐大(S1・福島90期)
4/小倉竜二(S1・徳島77期)
5/嘉永泰斗(S1・熊本113期)
6/山口敦也(S2・佐賀113期)
7/佐藤慎太郎(SS・福島78期)
8/山田英明(S1・佐賀89期)
9/清水裕友(SS・山口105期)

注目の並び想定は
1犬伏-4小倉
3新田-7佐藤
5嘉永-8山田-6山口
2深谷
9清水

決勝は、犬伏湧也の後ろに小倉竜二が付く、地元徳島の2車。
新田祐大には、初日特選、準決勝同様に佐藤慎太郎が付く福島の2車ライン。
嘉永泰斗には、山田英明、山口敦也が続く九州の3車ライン。
深谷知広と清水裕友は単騎の競走となった。

連日力を出し切る競走の犬伏が、清水に前を任せるのは申し訳ないと自力を選択した以上、主導権を握り、小倉竜二との地元ワンツーを狙ってこよう。
だが、復帰から徐々に調子を取り戻してきた新田や、高速捲りのある嘉永、単騎でS級S班の深谷や清水の一発逆転の仕掛けも考えられ一筋縄ではいかなそう。激戦必至の決勝に、ご注目ください。

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【3日目2R=S級一般】


「師匠と同じ車番でS級初勝利」
1着/五十嵐綾(S2・福島121期)

師匠(金成和幸)が7番車で1着を取っていました。自分も7番車だったので、これはチャンスがあるかなと思い、1着を取りたかったです。内容は、最終HSで仕掛けられれば、もう少し楽な展開になったと思うのですが、上手くいって良かったです。レースはすごく見えていました。是が非でも先行するタイプではありませんが、自在性を生かした自分のスタイルで上にいけるように頑張っていきたいです。

【3日目4R=S級選抜】


「押し切りで1着」
1着/山口多聞(S2・埼玉121期)

(大石剣士が)踏んでくるところは分かったのですが、踏み始める場所が相手より低い位置だったのと、風の強いHSの平面だったので、出切られはしないと思ったのですが、危ないところまで来られてしまいました。奇麗に反応できる余地があったと思います。中2日で参戦は、一番スパンのない開催。いつもより重たい感じがしますが、小松島のバンクだからかもしれませんね。

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小松島競輪の直近グレードレース
23年7月小松島競輪G3
優勝:松浦悠士
22年7月小松島競輪G3
優勝:眞杉匠
21年7月小松島競輪G3
優勝:太田竜馬
20年7月小松島競輪G3
優勝:原田研太朗
19年7月小松島競輪G3
優勝:太田竜馬
18年7月小松島競輪G3
優勝:牛山貴広
18年3月国際トラック競技支援競輪G3
優勝:山田英明
17年7月小松島競輪G3
優勝:村上義弘