12勝目を挙げ、3番手中崎(右)からウイニングボールを受け取る広島・薮田=マツダ【写真提供:共同通信社】 広島東洋が中日…

12勝目を挙げ、3番手中崎(右)からウイニングボールを受け取る広島・薮田=マツダ【写真提供:共同通信社】
広島東洋が中日に6対2で勝利し、優勝へのマジックを20とした。先発の薮田が7回2失点の好投で12勝目。打線は田中の満塁本塁打で先制し、終盤には着実に追加点を挙げるなど終始、試合の主導権を握った勝利だった。
広島東洋がド派手なグランドスラムで2回に先制点を奪った。1死から連続四球とヒットで満塁とし、投手の薮田は内野ゴロに倒れたが、田中が「アマチュア時代を含めても記憶にない」というライトスタンドへの満塁本塁打で、この回一挙4点を奪った。2点差とされた7回には「覇気でスタンドまで運んだ」という安部のソロ本塁打で追加点を挙げ、さらに8回には途中出場の堂林の犠飛でだめ押しした。
広島東洋先発の薮田は、序盤は制球に苦しみ、4回には一発で2点を失ったが、尻上がりの投球で、7回まで打たれた安打はわずか2安打で12勝目をマークした。
中日も4回に福田の2ラン本塁打で2点を返したが、6回まで安打はこの1本のみ。7回に堂上が安打を放ったが、次打者は三振ゲッツーで、わずか2安打で試合を終えた。先発の小熊は7回まで被安打は5だったが、2発の本塁打で相手に主導権を渡し、今季初勝利はならなかった。