世界最高峰の総合格闘技団体「UFC」への挑戦が決まった朝倉海が1日、自身のYouTubeチャンネルに「RIZINの社長へ6年間の感謝と今後の展望を伝えてきた」というタイトルの動画を更新。「RIZIN」の榊原信行CEOとの対談でUFCへの抱負…
世界最高峰の総合格闘技団体「UFC」への挑戦が決まった朝倉海が1日、自身のYouTubeチャンネルに「RIZINの社長へ6年間の感謝と今後の展望を伝えてきた」というタイトルの動画を更新。
「RIZIN」の榊原信行CEOとの対談でUFCへの抱負を語った。
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■「RIZINで引退したい、必ずベルトを獲って帰る」
海は榊原CEOとRIZIN参戦前からこれまでを振り返りRIZINで戦った6年間に笑顔で感謝を述べた。
榊原CEOは「UFCファイターになれば、さらに世界で海のことを覚える人が爆発的に増える。チャンピオンベルトを巻いて、暴れるだけ暴れて、またしかるべきタイミングで日本に、RIZINに帰ってきてくれる日を(待っている)」と背中を押すと、海は「絶対にRIZINで引退はしたいと思っているので、絶対ベルト獲って帰ってきて、盛り上げて引退しようかなと思う」と引退のプランを明かした。
また、榊原CEOは「(海がUFC参戦したら)世界中が驚くよ。驚かせてほしい」と期待を寄せた。「UFCも、海のファイターとしての資質をまずすごく評価しているんだけど。それだけじゃなくて、発信力とかを含めて“スター”としてのポテンシャルを彼らはしっかり評価して、今回契約している。だからRIZIN王者も、朝倉海という選手も、彼らの視界に入って契約がとれたというのは、ある意味自信を持っていいこと」と朝倉がUFC側から求められて契約に至った事実を喜んだ。
それを受けた朝倉は、海外から見たRIZINへの評価を熱弁。「UFCと話し始めてから、RIZINの評価や凄さを知りました。UFCが今はトップかもしれないですけど、絶対に次はRIZIN、という認識でUFC側もいる」としたほか、「あとはみんな、PRIDEを見て育っていますからね。アメリカに練習に行っても、みんなRIZINとかPRIDEの話をする。チャンピオンクラスの人が『さいたまスーパーアリーナで戦いたい、それが夢なんだ』と言う選手も多いんですよね」と自身の体験談を披露した。
「(RIZINは)それだけ評価されてる。みんなの憧れの場所でやるのが……ショーン・オマリーとかも、さいたまスーパーアリーナで戦いたいと言ってましたしね、インタビューで」とRIZINの舞台で戦えることへの喜びを語り、「RIZINのおかげで、僕はどの会場で戦っても全然気負わずに戦えると思います。ぶっ飛ばしてきます。必ずベルトを獲って帰ってくるので」と榊原CEOと熱く握手を交わした。
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