一、二塁間まで走ったところで逆走、一塁まで戻ってベースを踏み直した【MLB】ドジャース 4ー3 Wソックス(日本時間26日・シカゴ) ドジャースの大谷翔平投手が見せた珍プレーに、放送席がまさかのおねだりだ。25日(日本時間26日)に敵地で行…

一、二塁間まで走ったところで逆走、一塁まで戻ってベースを踏み直した

【MLB】ドジャース 4ー3 Wソックス(日本時間26日・シカゴ)

 ドジャースの大谷翔平投手が見せた珍プレーに、放送席がまさかのおねだりだ。25日(日本時間26日)に敵地で行われたホワイトソックス戦に「1番・指名打者」で先発出場し、初回の第1打席で24号先頭打者弾。しかし、一、二塁間まで走ったところで突然の逆走。一塁まで戻ってベースを踏み直していた。

 5球目のカーブを捉えると、フェンスを越えるかどうか微妙な距離。右手にバットを持ったまま走ると、一塁を回ったあたりでようやく手放した。しかし、二塁に到達する前に“回れ右”。ベースを踏み忘れたとベンチから指摘があったのか、戻って踏み直していた。踏み忘れてはいなかったが、慌ただしかった。

 地元放送局「スポーツネット・ロサンゼルス」で実況を務めたジョー・デービス氏は、珍プレーに大興奮。「一塁を(確実に)踏んでいるように、(一塁へ)戻りました! (大谷は)『ベースを踏まないといけません』という感じでした!」と伝えた。解説のオーレル・ハーシュハイザー氏も「『一塁を踏んだかなあ? ベースの感触はなかったなあ』という感じでしたね」と続けた。

 さらにハーシュハイザー氏は、2回ベースを踏んでも問題ないが、踏み忘れるとアウトになると指摘。デービス氏が「もう1塁打追加してもいいですか?」と真面目な口調でおどけると、ハーシュハイザー氏も「ハハハ 彼は5塁打をマークしましたね」と笑った。大谷はリーグ最多の198塁打をマークしている。(Full-Count編集部)